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「うん、うん・・・でもさぁ、」


ソファに横になったまま体を丸めて、どうやら電話の向こうの横尾さんと話しているらしい。


「・・・うん、だから、わかってるって!」


悩むように答えていた声が急に大きくなるから、ローテーブルを挟んで置いてあったもう一つのソファに腰を掛けた。


「わかってるから・・・ごめん。」


落ち着いた声に戻って、また少しやりとりをしてから電話を切ると体を起こし、私の方に近付いてくる。


「ちょっ・・・」


黙ったまま、ソファに座る私の体を倒していく。

厚い唇が首筋にキスを始めると、声が漏れそうになるからそれから逃げるように顔を横に逸らす。


「もう、俺・・・やばい、かも」


小さく息をして、顔を上げてぽつりとそう漏らすから、生意気で冷めた面影はどこかに行ってしまったみたいだった。

腕を引かれ、体を起こしまたソファの上に座らされると抱きしめられながらキスをする。

冷静なふりをしているけど、さっきから煩いくらいに鳴り響く鼓動が鬱陶しくて、目を閉じて唇が触れるたびに体が浮いているような感覚に襲われていた。


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ma(プロフ) - 続きが読みたいです!!よろしくお願いいたします。 (2023年3月7日 9時) (レス) id: cb1a0ddf39 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:EM | 作成日時:2017年3月11日 1時

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