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「なんでかわかんないけどっていうのはちょっとアレだけど」
と、そこはツッコまれつつ
「Aちゃんが覚悟を決めてくれたなら、俺は全力で2人の関係を守る。なので…俺と、付き合ってくれませんか？」
2度目の彼の想いを受け取った。
「はい。よろしくお願いします」
小さく頭を下げると
「ありがとう」
そう言って体に手が回ってきた。
ゆっくり抱きしめられて彼の胸に顔を埋める。
「大好きだよ。ずっとこうしてたいぐらい」
抱きしめ返したいのは山々だったが、なにせ手がひき肉の油まみれなのでそれができないのが残念だ。
大事な告白だったのにハンバーグこねてる最中にしてしまった。けど、ま、いっか。
体を離すと、頬を彼の手が滑りそのまま髪に差し入れ引き寄せられた。
今までされたキスの中で1番下心を感じないキスだった。
「手が使えないから、今のはさすがに避けれないよね」
私の手の状態を見て、いたずらっ子のように笑う。
「もう避けるつもりはなかったので」
「もうってか、初めから避けられたことはなかったけどね〜？」
ニヤリとされた。
「…肉こねます」
彼の手から逃れてボウルの肉に向き合う私に
「ね？Aちゃん意外とあれだね、付き合ってないのにキス許しちゃうあたり、見かけによらず欲望に忠実なタイプだね」
とか言ってきた。
「…肉食女子なんで」
空気を抜きながら肉をまーるく整えていく。
それを聞いた彼は、そうだったね、と可笑しそうにしている。
「え。もしかして、ベッドも行けた？あの日押し倒すぐらいのことしてもよかったの？」
「それを許すほど軽くはないです」
さらりと返し、フライパンを火にかけた。
ほんとかな〜とからかい口調のまま
「今日は泊まるでしょ？」
と尋ねられた。
「…泊まりません」
「は？！なんで？！泊まる流れでしょ！肉食ならなおさら泊まるでしょ」
平然と私を肉食呼ばわりしてくる。
「泊まるつもりできてないので、今日は帰ります」
「いや、それはない。一緒に寝るでしょ。ここで夜食べて終わりはないでしょ。
せっかく付き合ったんだから朝まで一緒に過ごそうぜ」
「え。やだ。なんかそのまま上手いこと持っていかれて流されそう」
思っていたことをそのまま言うと
「そうね、ありえるね。Aちゃんガード緩いもんね。俺としてもそのまま抱いちゃってもいいかなって思ってる」
とご本人も認めている。
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にこ(プロフ) - こうこさん» コメント気づかずすみません！私もリアル設定大好きです〜♡いいですよね♡楽しんでいただけたようで光栄です。こうこさんはお話の続きは書かないのですか？お話思いついたら別のお話でもいいので連載してほしいです🥹 (12月16日 21時) (
レス) id: aba4acfcad (このIDを非表示/違反報告)
こうこ(プロフ) - 私も少しだけ書いていますが、リアル設定大好きです♡とっても楽しくキュンキュンさせてもらいました♡またリアル設定お願いします♡ (11月29日 20時) (レス) @page37 id: 65539e8dba (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 葵さん» きゅんきゅんしたという感想はめっちゃ嬉しいです☺️書いてよかったなと思います。楽しんで頂けたようで安心しました！最後までお付き合い下さりありがとうございました♡ (10月13日 19時) (レス) @page37 id: d06ef4e68f (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 最後まで楽しませていただきました😆きゅんきゅんが凄かったです！本当に尊敬です🙏更新お疲れ様でした！！ (10月13日 16時) (レス) @page37 id: b646f7c03f (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - yukiさん» こちらこそお読みいただきありがとうございます🥺最後まで楽しんでいただけるよう頑張ります！コメントありがとうございました💕 (9月30日 12時) (レス) id: d06ef4e68f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ
| 作成日時：2023年9月24日 12時
