・〜６〜・ ページ42
ファル「知っていた。子孫が居ないという事など。俺は剣としてこの目で見ていたのだから。」
A「あ、そっか。じゃあ人間なら誰でも良いと思ったんだね。」
ファル「そうかもしれない。・・・伝説の子、俺を・・・妖界に帰して欲しい。」
A「良いの？」
聞くと、ファルは頷いて溜息をついた。
ファル「話していたら馬鹿馬鹿しく思えてきたんだ。」
A「気づくの遅いな。ま、妖界に帰ってくれるなら何も言わないけど」
言いつつ、第三の目を開眼させてペンダントを掲げた。
思えば、あの時のチャラ男だった時と今の妖怪の時と、全然雰囲気が違う。
そりゃ今の方が断然良い性格になってると思うけど。
A「"導いて 向こう側の世界へ──天蓬、天内、天衝、天輔、天禽、天心、天柱、天任、天英──・・・"」
物は散々使われ、使われた後に捨てられる。
そんな人間が居るからこうなるパターンが増えるのだろう。
A「邪気を払い清め、あなたを妖界へ帰します。どうかあちらの世界で穏やかに過ごせますように──」
妖界への道が閉じると、第三の目を封印して座り込んだ。
A「疲れた！」
もっけ「だろうな。にしても・・・」
A「ん？」
もっけ「第三の目を開眼していない時の方が良い時ってあったんだな。」
A「当たり前でしょ。これでも、剣術には自信があるんだから」
と言って、思いだした。
そういえば、タイ君が私に投げてくれたこの剣。
私がペンダントから出した"護神剣"と似たような者。
眺めていると、その剣がスゥ・・・ッと消えていく。
同時に私が出した"護神剣"も消えていった。
もっけ「とりあえず帰るか？」
A「うん。でも立てない。」
・・・・・・・・
ちょこっとお知らせなのです。
実はこの小説が後少しでページ切れというか・・・
続編に行かないと書けない状態になりそうで吃驚です。←
短編がこれ程続くとは思わなかったもので。。。
あと8話くらい書いたら続編になるので、この物語を
丁度良いこの小説以内におさめ、続編で別のお話を書きこもうと思います。
宜しくお願いします。(良く分からなければコメントにて。＞＜)
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さやりん - すごく面白かったです！私も，もっけに惚れててｗ 何十回も読み返してしまいました☆ あとリクエスト良いですか？もっけが他の女の人と仲良くしてルナがやきもち焼くのを見たいんです〜 よかったらお願いします((ペコッ (2013年12月22日 0時) (
レス) id: 597f4171b9 (このIDを非表示/違反報告)
ダテ☆サナ(プロフ) - リサさん〉うんうん、ルナちゃんは勇気のあるお方ですよね。人気で。ところでそれはリクエストですか？((( (2011年7月30日 4時) (レス) id: fb20bda8cb (このIDを非表示/違反報告)
ダテ☆サナ(プロフ) - え、やっぱり？予想通りだった？いやぁ、もうもっけが好きすぎて辛い。(((ｵｲ)そうだよねー。漫画の男の子ってカッコイイ人多いもんね。惚れる訳も分かるよ！うん！← (2011年4月14日 22時) (レス) id: fb20bda8cb (このIDを非表示/違反報告)
ダテ☆サナ(プロフ) - もっけはねー。小学校の図書館で小説のがあって、それの人間姿見て惚れたわ。その後漫画があるって知って見て見たら更に惚れたわ。やっぱりタイ君はどっちも良い奴だな！それからソラウも良いなと思うよ。 (2011年4月9日 19時) (レス) id: fb20bda8cb (このIDを非表示/違反報告)
ダテ☆サナ(プロフ) - やっぱり｛ﾋﾟｰ｝だよな。美人好きってなんて素晴らしいんだろう。←もっけと付き合ってるのは・・・自分の好み(((ﾀﾋ (2011年4月5日 5時) (レス) id: fb20bda8cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェイル | 作成日時：2011年2月12日 19時
