26 荒木荘へようこそ その�� ページ29
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No Side.
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そこにいた者たちは心底驚いただろう。
吉良とドッピオと一緒に
この家に来た女。
全員、第一印象は臆病、内気な人間だ。
Aは(憧れのキャラに対する)緊張から
固くなっていたわけだが…
ここに居る者は恐怖そのものとして
恐れられた者が多い。
彼らは彼女のその態度に
「自分たちは怯えられている。」と
必然的にそう思った。
(彼女が自分の素性を知っているなら尚更だ。)
だが、今はどうだろうか。
彼女は震え一つせず
自分よりもはるかに体格の大きい者に
立ち向かった。
先ほどとは違う顔付き。
その様は、
“とても美しかった。”
「…貴様も時を止めたのか。」
冷静さを取り戻したDIOは
その女に問いかける。
「えぇ、止めました。
私、他人のスタンド能力を
≪真似をする≫ことが出来るんです。」
誇らしげに微笑む彼女。
ジョースター家に監視をされ
どこか虚無感を感じ、
退屈をしていた彼らは
面白いものを見つけた、と
久しぶりに心が弾む何かを感じた。
「…って、すみません！
急に家に押しかけてきたうえに
スタンド使って出しゃばって…」
「いや、おかげでこの家の倒壊が
免れたよ…ありがとう、A。」
「そんな、私は何も…」
―――― ピンポーン
「…今日は客人が多いな、吉良。」
「嗚呼、ちょっと席を外すよ。
…DIO、
客人の前で喧嘩するんじゃあないぞ。」
吉良が部屋を出ていくのを
眺めながら、DIOは
めんどくさそうに
ドガッ、と座布団の上に座る。
「えっと…わたしそろそろ帰ります…」
何か嫌な予感がしたAは
この家を去ろうとするが、
カーズに腕を引っ張られ
また座ってしまう形になった。
「せっかくきたのだ。
ゆっくりしていくといい。」
「！？(な、なにこれ！？)
…はい…」
しばらく又、部屋には沈黙が続く。
Aは
誰が来たのかやけに気になり
聞き耳を立てていた。
―――――――ピンポーン、ピンポーン
『わかったわかった…
今開けるよ。』
ガチャ、と扉を開く音が響く。
『…何の用だい。』
『テメェらに聞きてェことがあってな。
上がれせてもらうぞ。』
『おい、貴様！勝手に人の家に上がるなッ！！』
『もともとはジョースター家のモノだろ。』
『お、お邪魔しまーす…』
「(この声は…空条承太郎ッ！？)」
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勇者さかな(プロフ) - うおォ…！ジョジョらしいストーリーでワクワクします…！めっちゃ面白いです…！更新頑張ってください！！ (2023年2月26日 22時) (
レス) @page47 id: e64a2e1fb9 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 続きが気になる程面白いです！ (2023年2月22日 0時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
ランドセルゥゥゥゥゥける - ホ、ホルホースさんイ.イケメン! (2023年2月20日 21時) (レス) @page21 id: af73d329dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2023年2月5日 10時
