17 血の金曜日(ブラッディ・フライデー) その�� ページ20
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No Side.
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「…何者かに内部から引き裂かれたような傷が多数あります。
そして血液からは、
「ヒルジン」と呼ばれる物質が多く検出されました。
あのヤマビルといった吸血性ヒルが分泌する物質なのですが…
内臓の状態を見て、血液が至る所にあることから
“まるで血液が暴れた”かのように思われますが…
その…これは、人間ができるようなことではありません…」
「じゃあ、やっぱスタンド使いの仕業ってことっスよね…」
スピードワゴン財団の調査員による
司法解剖の結果を聞いて、青ざめる仗助。
「あの女の可能性も考えられなくはないが、
その前に「こういうことをする」奴らから話を聞いた方が
良い気がするぜ…おい、仗助。」
「ま、まさか承太郎さん…あそこに行くつもりじゃないっスよね…？
毎回顔合わせるたびに
殴り合いの喧嘩になってるじゃあないスか…」
げんなりとした様子で仗助は承太郎を見る。
「…。
準備しろ、早く行くぞ。」
ゲッ！！マジかァ！と頭を抱える仗助。
「仕方ねェだろ…あと、康一君も呼べ。
頼りになるからな。」
「ハァ…分かりましたよ、
呼んでくるんで、ちと待っててくださいねッ！」
やれやれだぜ…と帽子をかぶりなおす承太郎。
(あの女がもしやったとすれば…とんだサイコ女だな…)と
考える承太郎。しかし、彼の中では
彼女はこんなことをしないだろうと
確信こそないが、
彼女を信じたいと思う気持ちがあった。
「ハァ…」
ため息をつき、承太郎は学ランを羽織る。
得体のしれない何かが、この町を襲おうとしている。
いや、元からこの世界自体が
得体のしれないものだ。
「…まぁ、気に入らねぇ奴はぶちのめすだけだがな。」
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「WRY…アイツらが来る気がするぞ…」
薄暗い部屋の中、六人の大男たちが集まって話をしていた。
「ジョースター宅で殺人事件があったから、だろうな。
真っ先に疑われるのは私たちだろう…」
「フンッ…下らん…このカーズが追い返してやるわ。」
「待て、あまり刺激しない方がいいんじゃあないのか？」
「貴様…！人間ごときがこのカーズに指図するなッ！」
「おッ、おい！！やめろ…俺のそばに近寄るなァーーッ！！」
「…どうする、吉良。私が相手をしようか？」
「いや、大丈夫だプッチ…私がするよ。」
18 世界一女には優しい男→←16 血の金曜日(ブラッディ・フライデー) その��
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勇者さかな(プロフ) - うおォ…！ジョジョらしいストーリーでワクワクします…！めっちゃ面白いです…！更新頑張ってください！！ (2023年2月26日 22時) (
レス) @page47 id: e64a2e1fb9 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 続きが気になる程面白いです！ (2023年2月22日 0時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
ランドセルゥゥゥゥゥける - ホ、ホルホースさんイ.イケメン! (2023年2月20日 21時) (レス) @page21 id: af73d329dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2023年2月5日 10時
