15 血の金曜日(ブラッディ・フライデー) その�� ページ18
注：ホラー・戦闘シーン有。
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Your Side.
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「なぜここにも…『血』が…？」
その時、その『血』は動き出し、
まるで意志を持ったかのように動き出した。
スライムのようにうごめく様は何とも気味が悪い。
「なッ…！？」
その奇妙な血は、私の鼻血を介して私の中に入り込もうとする。
「ザ・デビルッ！！！」
まだコピー状態だったため、
≪時を飛ばす≫能力で、間一髪その『血』の攻撃を阻止した。
「(…これは、スタンド攻撃ッ！
でも見たことがない。『血』自体を操るスタンドなんて…
動きはゲブ神に似ているけど、あれほど正確じゃない。
そして何より、これ自体がスタンドじゃない。
これはあくまで本物の『血』なんだッ！！)」
「本物の『血』なら、鉄分が含まれるはず！！
ザ・デビル！！Copy Change：メタリカッ！！」
スタンド能力を変えて、私はその『血』に向けて攻撃する。
「(メタリカは、血中の鉄分を鉄そのものに変えれる…ッ！
このスタンドの『血』を…)」
「カミソリに変えてやるわッ！！！」
そのうごめく『血』は、あっけなくカミソリの刃となり、
動きを止めた。
「…お、終わった…？」
いや、違う。
「ッ…私の血が…カミソリに…！？」
手に鋭い痛みを感じた。カミソリの刃が、突き刺さっている。
「何よこれ…勝てない…」
私の『血』そのものがスタンド能力によって
攻撃してきている。それに攻撃をすれば
自分の血液にも影響が出るということなの…？
「…私の…血…？」
なら、体の中からメタリカのように
内蔵を引き裂いたり、心臓を傷つけた方が
確実なのではないだろうか。
なぜこの敵はそれをしないのか。
「…確かに私の血だけど…
その中に「混ざりこんでいる」んだ…
トリックは…至って簡単だったのね…
おかしいと思った…リモコンが急に現れたのも、
全部…ッ！」
私は、リモコンを持ってシャワー室に駆け込む。
その直後、鼻血が私の首を絞めつけるように
まとわりついてくる。
「がはッ…正体がばれて焦っているのかしら…ッ？
でも、もう遅いわ…」
シャワー室の扉を乱暴に開け、
そのスピンドル(シャワーのひねる部分)を
力いっぱいひねり、熱い湯を全身に浴びる。
温度は…６０度。
「…血には…タンパク質が含まれているから、
ある一定以上の熱を与えたら固まっちゃうのよ…」
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勇者さかな(プロフ) - うおォ…！ジョジョらしいストーリーでワクワクします…！めっちゃ面白いです…！更新頑張ってください！！ (2023年2月26日 22時) (
レス) @page47 id: e64a2e1fb9 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 続きが気になる程面白いです！ (2023年2月22日 0時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
ランドセルゥゥゥゥゥける - ホ、ホルホースさんイ.イケメン! (2023年2月20日 21時) (レス) @page21 id: af73d329dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2023年2月5日 10時
