13 血の金曜日(ブラッディ・フライデー) その�� ページ16
注：ホラー要素微妙に有。
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No side.
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「なんでしょうか、これは―――」
階段に足を乗せたとき、彼らの足を何かが濡らした。
階段は薄暗く、足元がよく見えない。
彼らは一層警戒心を強める。
ピチョン、ピチョンと水音とともに二階から流れてくる液体。
ジョルノは屈んでその正体を探った。
「おいッ…ジョルノ、何の冗談だ…
さすがにヘビーすぎるぜ…」
「早く、明かりをつけようッ！妙な胸騒ぎがするッ！！」
二人の目線の先にあるジョルノの手のひらには
びったりと赤い液体がついていたのだった。
「なッ！？いったい何があったんだッ…！？」
ジョナサンが明かりをつけ、全貌が明らかになる。
「…血だ。上から流れ込んでいる…ッ！」
ジョルノはすかさずゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)を
発現させ、生命反応を確かめたが、
「何も、感じられません。」
「チッ…なら、行くしかねェ。」
静かに三人は階段を上り、その赤い液体の出所を探る。
「…ここだ。ここのドアから流れているんだ。」
書斎。ここは、ジョナサンが専攻している考古学の書類や、
その他ジョセフが集めた漫画、徐倫の雑誌、
海洋生物についての本、ゲームの攻略本など
各々の趣味を保管している部屋だ。
ジョナサンは、二人の顔を見た後、静かにうなずき
ドアを慎重に開けた。
……ギィ…
「…ッ！！！」
部屋は荒れ果て、何かが暴れたような
散散とした様子だ。そして、
「警告、ですか…」
原型を留めていない何かの死骸とともに
赤い血液で壁に書かれた「𝗔𝘃𝘃𝗲𝗿𝘁𝗶𝗺𝗲𝗻𝘁𝗼[警告]」の文字が。
「…どうやらこれから、
とんでもねェことが起こるらしいな。」
「…とりあえず、財団に連絡しよう。…詳しい調査が必要だ。」
「ぼくは下のみんなに伝えてきます。」
承太郎と、ジョルノはすぐに部屋を出て、
何が起こったのか、財団やジョセフ達に伝えに行った。
だが、ジョナサンだけは部屋に残り、
じっとその死骸を見つめていた。
血管が浮き出るほど拳を強く握りながら。
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勇者さかな(プロフ) - うおォ…！ジョジョらしいストーリーでワクワクします…！めっちゃ面白いです…！更新頑張ってください！！ (2023年2月26日 22時) (
レス) @page47 id: e64a2e1fb9 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 続きが気になる程面白いです！ (2023年2月22日 0時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
ランドセルゥゥゥゥゥける - ホ、ホルホースさんイ.イケメン! (2023年2月20日 21時) (レス) @page21 id: af73d329dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2023年2月5日 10時
