12 血の金曜日(ブラッディ・フライデー) その�� ページ15
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No Side.
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夜、ジョースター宅にて ―――
「で、その女性が…ディアボロの≪時を飛ばす≫能力を
使ったというわけですか…実に厄介なスタンド使いですね。」
ジョセフと承太郎の話を聞き、
ジョルノのティーカップを持っていた手が止まった。
かつて敵であった彼の≪時を飛ばす≫能力は極めて厄介。
それは実際に戦ったジョルノだから言えることだろう。
「あぁ、厄介な上こちらの情報はすでに知られているらしいからな。
一筋縄ではいかねぇ相手だぜ。」
「あ〜んなに可愛いのに…やっぱり女って怖ェモンだなぁ」
ジョセフはテーブルに置かれていたケーキを頬張りながら
ま、難しく考えなくてもいいんじゃねェか？
敵ではなさそうだしィ〜と呑気な様子である。
「なら、下手に手出しするのはよくねェってことスか？
あと、ジジィそれ俺のケーキなんだけど…」
何で食っちまうんだよッ！俺のケーキがァ！
と騒ぐ仗助。
「なんか…ピンと来ないのよねェ。
その子の元いた世界では
私たちって【漫画の世界】の住人なわけでしょう？
それに相当なファンみたいじゃない。
なんで私たちのこと避けるのかしら？」
「さぁな、向こうの事情は知らん。」
徐倫と承太郎はいたって冷静だ。
「でもなんだか心配だなぁ…
最近妙な噂も聞くし
女の子が見知らぬ世界で一人なのは危険だ。
財団にお願いして保護してもらうことを視野に入れたら…
一度、きちんと話すべきだね。」
キッチンからエプロンを付けたまま出てきたジョナサン。
「ジョナ兄ってば優しすぎなんじゃネェの〜？」
「でも、パードレの言う通り一度話はするべき相手です。」
ジョルノの言葉に、徐倫と仗助は賛同の頷きを見せる。
「だが、どうやって相手の懐に入るべきか…」
承太郎が話し出したその時だった。
「「ガシャンッッ！！」」
「「「「「…！」」」」」
二階から大きな物音が聞こえた。
ジョナサン達の顔が一気に険しくなる。
「…この家に泥棒っすかね。」
仗助の問いかけに答えるように
各々はスタンドを出す。
「僕が見て来るよ、猫が入り込んだだけかもしれない。」
「僕も行きますよ、パードレ。」
「やれやれだぜ、俺も行く。」
三人は一階リビングの扉を開けて
階段へと足を運んだ。
――― ピチョン、ピチョン…
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勇者さかな(プロフ) - うおォ…！ジョジョらしいストーリーでワクワクします…！めっちゃ面白いです…！更新頑張ってください！！ (2023年2月26日 22時) (
レス) @page47 id: e64a2e1fb9 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 続きが気になる程面白いです！ (2023年2月22日 0時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
ランドセルゥゥゥゥゥける - ホ、ホルホースさんイ.イケメン! (2023年2月20日 21時) (レス) @page21 id: af73d329dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2023年2月5日 10時
