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17話 ページ23
全神経を尖らせ、帽子にフォークを突き立てた
無数の墓石を通り過ぎる。
所々フォークの爪と柄に魔女が解剖した”生き餌”の
頭や千切った
極彩色の扉を抜けた先に鎮座している魔女の外見は注射器の様で刺す音でプスプス言っている。
嘲笑うかのように…
《プス、プキィ、プスプスゥ、プキィキィ》
僅かな殺意が獣の本能を呼び起こす。そしてトンファーを振り上げる。鋭い一撃が脆く
彼女がいない。カルラが陣取っていたシーツはまだ温かく、抜け出て間も無い。
襲ってきた男の首筋に家畜を示す〈魔女の口付け〉が異様な色に瞬きながら刻まれていた。
「カルラを探しているのかい？ 雲雀恭弥」
白く無垢な尻尾がゆらり、と揺れる。
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なっちゃん(プロフ) - 名前変換できません！ (2016年1月28日 18時) (
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作者名：魔導士シラヌイ | 作成日時：2015年11月10日 22時
