第伍拾捌話 月夜の下で ページ28
夢主side
俺が起きたときにはもう夜だった
A「今日は星が綺麗だな」
俺は窓の傍に寄った
暗い空に月や星が明るく輝いていた
こんなに星をしっかり見たのは初めてだな……
何時もは星を見ることなんて無かったから
俺は窓に手をかけた
A「士門の奴ずっと見ていてくれたのか……？」
俺は今士門が俺が寝ていたベッドに手をかけて眠っているのに気付いた
俺は窓の外の星に視線を戻す
A「星は………砕けて流れ星になっても新たに星を生み出すんだよな………」
すると後ろから
ギュッ
頸に手を回され、後ろから抱き締められた
其の相手が誰だかはすぐ判った
天にぃと同じくらい慣れた匂い………
見慣れた赤い髪……
A「……………………士門？」
士「……………………な……」
A「え？」
士「そんな顔するな……」
士門…………寝ぼけてるのか？
俺は窓の外を向いたまま、士門と会話した
A「何云ってるんだよ」
士「そんな悲しそうな顔………するなって云ってるんだ」
さっきから士門の髪や吐息が頸にかかってくすぐったい……
A「何云って……………」
俺はそこで初めて士門の方を向いた
するといきなり＿＿＿＿
チュッ
士門にキスされた
士門…………やっぱり寝ぼけてるんじゃ………←
それにしても……………
A「んん…………ん……ゃ……し…も……ん…」
長い！！
士「ん………………」
士門は殆ど息がきれていなかった
………………何で！？←
すると士門は閉じていた目を開くと＿＿
士「……………ん！？」
正気を取り戻したらしく、俺から離れたら
士「あ…………いや………あの……す……すまない！！」
A「えっ………あ…いや………全然大丈夫だから…………」
多分俺も士門も顔が真っ赤だろう
士門は下を向いていて見えないけど
A／士「「あの…………………あっ」」
A「さ………先にどうぞ……」
士「あ…………あぁ……その……えっと…」
スーッ
士門は少しだけ息を吸うと云った
士「俺……………お前が好きだ」
第伍拾玖話 想い、通ずる時→←第伍拾漆話 美しき人は時に石像の如く
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御世 - 更新ファイト。 (2017年5月23日 21時) (
レス) id: f6c904ffd5 (このIDを非表示/違反報告)
御世 - だめです・・・・・・・。続きが気になってしまいます！！更新頑張って下さい！！応援しています！！！ (2017年3月8日 21時) (レス) id: f6c904ffd5 (このIDを非表示/違反報告)
(・∀・) - 更新も学校も頑張ってください！ (2017年1月12日 22時) (レス) id: b98176f350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛那乃 | 作成日時：2016年12月2日 18時
