ねぇねぇ、みんなの言葉のナイフ刺さってるよ！！

サイコパス診断って何がわかるの？ (注)人によって気分を悪くするかもしれません。 ページ8

『っだーー！もうわからん！死んでまう！なんかないかな！』



弱音を吐いたただ今自分の部屋で宿題中のA、合宿中でもそこは怠らない。寧ろそちらに力を入れてるのでは？と言いたくなるほどの難しい久遠コーチ手作りの問題を解いていた。

冒頭にもあったように彼女、孤烏Aにはもうお手上げ状態なのである。それで彼女はスマホを手に取り弄りだした。

Googleを開き面白い記事がないかと見ていると、サイコパス診断という項目があったので何も考えずに押した彼女。

何か少し見たら宿題の続きをやろうと思っていたのだが面白そうで、なんとも彼女の興味をくすぐるには十分な内容だった。



『いいねいいね！これ皆にやってみよう！』



もうそれは本当に突然の思いつきだった。

これから少し長くなるのだが、興味がある人だけお付き合い願おう。彼女は一人一人聞いて回るつもりなのである。

もう今はスキップしながら部屋を出て廊下に飛び出してしまった。



『ｯぷげぇぁ！？』



ドシーンッ。勢いをつけすぎたようで転けた。

最初に訪れたのはブレイク組の三人衆の前である。基本的いつも3人でいるイメージだ。



『こんにちは円堂さん、豪炎寺さん、鬼道さん！いきなりですがこれからテストを行います、なんの偽りもなく正直に答えてください。』

円堂｢え、いきなりだな。何でも答えてやるぜ！だが答えられる範囲でな。｣

『ありがとうございます！もう天使ですね！』

鬼道｢豪炎寺、Aと真反対の違う方見てどうした。｣

豪炎寺｢……虫がいた。｣

『豪炎寺さんの意識は私より虫ですか。』



ルール説明だよ！

問.あなたは今から人を殺す際に、300円と3000円のナイフがあったが300円のナイフを買った。それは何故か。
一般人.安いから、お金が無いから、300円で十分だから。
サイコパス.安い刃物の方が痛めつけられるから。

問題を出す時は答えは言わないからね？←



『あなたがたの答えは？』

円豪｢安いから。｣
鬼道｢それで十分だから。｣

『あらー、あなたがたは一般人ですね。おめでとうございます。』

鬼道｢3000円って安くないか？｣

『お坊ちゃま。』



案の定綺麗な空手チョップがAの首に入りました。

サイコパス診断って何がわかるの？ (注)作者の偏見などが混じっています。→←いつもの彼の仮面の裏。

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