薬の効果は… ページ43
男「この薬の効果は全身の感覚麻痺。この薬は外気に触れると気体になる。それを吸い込むと一瞬で薬がきくんだ。…げへへへっ!!!そして時間が経つと副作用が出てくる。」
『副作用…!!無一郎大丈夫?』
無「ん。まだ少し痺れるけど瓶から鬼の気配を感じてとっさに息止めたからそんなに吸い込んでないし平気。」
それを聞いて「良かった…」とひとまず安心する律。
『…で、副作用はどんなものなの?』
男「えー教えてほしい?2人とも可愛いから教えてあげちゃおうかな〜ぐへへ。代わりに2人で俺を満足させて…
ゴフッッゥ!!!!!
どんだけ学ばないんだこの人…。
察しの通り無一郎にボコられた男はそのままのびてしまった。
まだ副作用聞き出せてないけどこれは仕方ない。
無一郎の気持ちが痛いほど分かったのでこの件については不問にした。
無「はぁ…ごめんつい。」
『いいよ。むしろありがとう。』
男の懐から先ほどの薬の瓶を発見したため鎹鳥に持たせて収集した情報を手紙に添えてしのぶ先生へと届けた。
『しのぶ先生に詳しく解析してもらって副作用とかも調べてもらおう。しのぶ先生のことだから早ければ明日の朝には分かってるかもしれない。』
無「うん。」
私達は男の懐から見つけた紙に書いてあった情報から明日からまた調査をする事にした。
報酬の額なども書いてあるためおそらく男が言っていた例の雇い主のいる屋敷がこの町にあるに違いない。
無一郎が薬の効果ですこし痺れが残っている様子のため今晩はこの小屋で一休みして薬の効果がきれるのを待つことにした。
それに副作用の事も少しきになる。
先程、山で薬草を取ってきて
毒消しの薬を作り無一郎に飲ませたが、
これは普通の薬ではなく鬼の血鬼術が使われている薬品のためそんなに簡単には治らないだろう。
『無一郎。体調に変化があったらすぐに言ってね。』
無「分かった。」
男が逃げ出さないように監視を交代で行う事になった。
無一郎が先に休憩なのだが少し寝付きが悪そうだ。
脈を測って見るとかなり心拍数が上がっている。
熱も少し高そうだ。
『ひどい熱…』
薬草を取ってこようと小屋の外に行こうとすると手を掴まれた。
無「はぁ…どこ…はぁ…行くの?」
『薬草を…』
無「いいよそんなの…」
息もくるしそうだ。
『でも…。』
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鮭大根になりたい - 不快に思わせてしまったらすみません。富岡ではなく冨岡だと思うのですが… (2020年5月17日 11時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 柱会議ではなく、柱合会議です怒 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 鬼滅隊じゃなく鬼殺隊です。怒。 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ系女子 - 炭次郎じゃなくて炭治郎ですよ! (2019年9月8日 19時) (レス) id: 77961f5a40 (このIDを非表示/違反報告)
枝豆 - 炭治郎の名前が「炭次郎」になってますよ! (2019年9月1日 18時) (レス) id: d20d94dd05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芹なずな | 作成日時:2019年7月8日 23時