煉獄さんと ページ37
柱会議が終わって炭治郎は治療及び機能回復のトレーニングをするためにしのぶさんが蝶屋敷に連れて行った。
善逸や伊之助も蝶屋敷にいるはず。
何かお見舞いを持って行こうと思い街に買い出しに行こうとしていたら炎柱である煉獄さんに声をかけられた。
煉「律街へ行くなら少し付き合ってはくれないか!!」
『ふふっ!いいですよ!』
何を隠そう、私と煉獄さんは両名ともかなり食通なのである。
おそらく最近出来た食事処に連れて行ってくれるのだろう。
煉「実は最近できた店の牛鍋が上手いときいてな!!ぜひ律と行きたいと思い機を伺っていたのだ!」
『あー!私もそこ行ってみたかったんですよ!!流石に煉獄さん!』
やはり煉獄さんもチェックしていたか…流石食通仲間…抜かりがない。
街について牛鍋を頼む煉獄さん。5人前を注文していた。
『あは、、相変わらずですね、、』
煉「うむ!!律もたくさん食べろ!もちろん兄である俺の奢りだ!」
もちろん本当の兄ではない。
煉獄さんが私の兄のポジションだと柱内で定着しているらしくそれを引っ張り出してきてはこうして仲間内でネタとして話す。
いつも通りの会話に少し安心する。
先程は禰豆子ちゃんの件でみんながピリピリしていたから。
煉「…先程はすまなかった。律があの鬼の妹と自分を重ねているとも思わず随分酷いことを言ってしまった。」
『いえ!そんな…!煉獄さんの言っていた事はよく分かりますし当然の事です。私自身が自分を信じられない弱さと戦っていくしかないですから。』
煉「うむ…良い心がけだ。律を俺の継子にしたかったが…ついに冨岡に取られてしまったな。」
少し残念そうな顔をして眉毛を下げる煉獄さん。
『継子じゃなくてもこうやって一緒にご飯を食べたり話をしたりは出来ますから。なにも寂しい事はないですよ兄さん。』
ふふっ…と笑う律。
煉「うむ…。」
優しく微笑み返す煉獄。
牛鍋を囲む2人はまさしく本物の兄弟さながらだった。
その後…
『炭治郎、善逸、伊之助お見舞いにきたよ〜』
そこには混沌とした空間が広がっていた。
炭「ぐぁぁあ………」
ひたすら痛みに耐えまくる炭治郎←かわいそう
善「飲んだっけ!?俺昼の薬のんだ!?飲んでるトコ見た!?誰かーっ!!!」
ひたすら騒ぎまくる善逸←いつも通り
伊「ゴメンネ…弱クッテ…」
しおらしい伊之助…←えぇ…
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鮭大根になりたい - 不快に思わせてしまったらすみません。富岡ではなく冨岡だと思うのですが… (2020年5月17日 11時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 柱会議ではなく、柱合会議です怒 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 鬼滅隊じゃなく鬼殺隊です。怒。 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ系女子 - 炭次郎じゃなくて炭治郎ですよ! (2019年9月8日 19時) (レス) id: 77961f5a40 (このIDを非表示/違反報告)
枝豆 - 炭治郎の名前が「炭次郎」になってますよ! (2019年9月1日 18時) (レス) id: d20d94dd05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芹なずな | 作成日時:2019年7月8日 23時