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20、21(義勇side) ページ24

俺は那田蜘蛛山での任務をするために胡蝶と律を迎えに来た。


山を下りてきた律はいの一番に胡蝶の元に行って話をし出した。嬉しいのか少し頰を赤らめている。


律は昔から胡蝶の事をすごく尊敬していたから久々に会えたのが嬉しいのだろう。


義「はぁ…」


俺も久々に律と再会出来たから話したい事がたくさんあったのに…


胡蝶がこちらを見てあっかんべーをしていた。律は気付いていない。



義「…!!」


胡蝶は元々律の事を継ぐ子候補に挙げていたから律が俺の継子になったのが悔しくて恐らく仕返ししているのだ。


ムッとして胡蝶を睨んでいると律が話しかけてくる。


『義勇さんもいつも迎えに来てくれてありがとうございます。』


ほわぁ


義「……問題ない。」


律に話しかけられ少し頰が緩む。見られないために俺は足早に前に出る。


俺は無愛想で言葉が足りないとよく言われるからあまり周りの人と仲良く出来ていない。


でも律だけはいつも欲しい時に自然に言葉をかけてくれる。話を振ってくれたりもする。


それが心地良くて俺は律をずっと自分の側に置いておきたいと思う様になったのだ。


胡「あら、いつも迎えに行っていたんですか?なるほど、、そういう抜け駆けをしてわたしから律をとったんですね?」


義「………。」


胡蝶に耳打ちをされて俺は少し動揺する。何かを企んでいそうな怪しく光る胡蝶の目にゾクリと鳥肌がたった。


その目から逃れたくて俺はそっぽを向いて早歩きをし出した。


胡「あらま…富岡さん、そんなんだと律に嫌われてしまいますよ?」


義「…!!」


その言葉にあまりの衝撃を受け俺の歩みは一瞬止まる。嫌われたくない…その思いで律と胡蝶と同じスピードで歩く様にした。


きよかがこっちを見てクスッと笑った気がした。


よく分からんが可愛い…


律の一挙新一同で俺はいつも不安な気持ちが吹き飛ぶ。


少し機嫌を直して歩いていると胡蝶からのまた攻撃が…


胡「律も随分素敵な女の子になったものね。好きな人とかもいたりするのかしら?」


律の好きな人だと…正直めちゃくちゃ気になるところだ。出来るだけ平静を装い耳を澄ませて聞く。


『善逸に結婚してあげると言われました。あと伊之助には俺のメスにしてやると言われています。』


最近の若者はそんなにストレートに告白してるのか…

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鮭大根になりたい - 不快に思わせてしまったらすみません。富岡ではなく冨岡だと思うのですが… (2020年5月17日 11時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 柱会議ではなく、柱合会議です怒 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 鬼滅隊じゃなく鬼殺隊です。怒。 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ系女子 - 炭次郎じゃなくて炭治郎ですよ! (2019年9月8日 19時) (レス) id: 77961f5a40 (このIDを非表示/違反報告)
枝豆 - 炭治郎の名前が「炭次郎」になってますよ! (2019年9月1日 18時) (レス) id: d20d94dd05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:芹なずな | 作成日時:2019年7月8日 23時

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