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20、21(義勇side) ページ25

だが律は昔から好意を伝えても自分の自信のなさで素直に受け取らないところがあった。


俺が何年もアプローチをかけているのに全く伝わっていないのが証拠だ。


胡蝶が律にどっちが好きなのか?を聞いているが俺は動じない。


『どっちも好きなんですけど…』


ドサァ…


『強いて言うなら私は炭治郎のお嫁さんになって禰豆子ちゃんを妹にしたいです!なんちゃって!』


ザパァ…


胡蝶に声をかけられて気付くと俺は池に入水していた。


しまった動揺して…


その後律に心配そうな目で見られながら目的地に向かった。


律にあんな姿を見られて俺はかなり落ち込んでいた。


律の前ではいつもクールでかっこいい義勇さんでいたかったのに…


それに俺は最近の若者のようにストレートに想いをぶつけられない。


胡「冨岡さん冨岡さん?律が心配してるのでそんな濡れた子犬みたいにプルプル震えるのはやめてください。」


義「おれは濡れた子犬じゃない…それにプルプルなどしていない。」


胡「そうですか。まぁいいです。もうすぐで目的地の那田蜘蛛山です。着いたら冨岡さんは律を連れて十二鬼月を探してください。私はカナヲと共に負傷者を探して手当てします。正直、律がいてくれた方がこっちも助かるのですが…律が強くなりたいと自分で決めてあなたの継子になったのなら私は全力で応援するつもりです。十二鬼月は律にとっていい茹で鳴らしになるでしょう。」


ぱぁあ…


律と2人!!これなら他の奴らに邪魔されず話しができる…


義「ありがとう胡蝶…律は俺が責任を持って育てる。」


胡「はぁ…あなたって人は本当に世話がやける…律に愛想をつかされないように頑張って下さいね。」


胡蝶はなんやかんや優しいところがあるので結局はこうやって俺や律の世話を焼いてくれる。


義「ありがとう胡ちょ…


胡「あと、律はすごく鈍感なので冨岡さんのアプローチの仕方では全く心に響いてません。」


グサァ…!!


やっぱ胡蝶は辛辣だ。だが的を得ている事しか言わないので俺はいつも耳を傾けてる。


胡「いいですか冨岡さん。普通だったらひくだろうってくらいのストレートなアプローチでないと律にはききません。あなたの何がしたいかよく分からないアプローチでは絶対に一生気付いてもらえないですよ。」


ガーン…


義勇は頑張ろうと決意するのであった。

無垢の呼吸→←20、21(義勇side)



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鮭大根になりたい - 不快に思わせてしまったらすみません。富岡ではなく冨岡だと思うのですが… (2020年5月17日 11時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 柱会議ではなく、柱合会議です怒 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 鬼滅隊じゃなく鬼殺隊です。怒。 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ系女子 - 炭次郎じゃなくて炭治郎ですよ! (2019年9月8日 19時) (レス) id: 77961f5a40 (このIDを非表示/違反報告)
枝豆 - 炭治郎の名前が「炭次郎」になってますよ! (2019年9月1日 18時) (レス) id: d20d94dd05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:芹なずな | 作成日時:2019年7月8日 23時

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