自分を恐れる少女がみんなに愛される話 (ページ3)

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善逸と炭次郎と合流ページ3

名前も知らない相手に求婚するなんてこの人は何を考えているんだろう。

それが正論。

だがしかし、、自己評価の低い律にとってはストレートに好意を向けられるということはとても嬉しい事だった。

『こんなブスを好きになってくれるのはもしかしたら善逸さんだけかもしれませんね…///』

善(て…照れたぁぁあ？！よく見るとこの子本当に可愛い…？なんかいい雰囲気だしこのまま押し切れば結婚出来るかもしれない！！てかなんで俺の名前…まあいいか！)

善「そうだよ！！君みたいな暴力的な女の子を好きになれるのは俺だけだよ…！！絶対幸せにするからお願い結婚して？！」

『えぇ？！なんか、急に酷い？！？！でっ…でもたしかにそうですよね…！私みたいなブスでなんの取り柄もなくて暴力的なゴミを好きになってくれるのは善逸さんくらいしかいないのかもしれないですよね！！！！！涙』

洗脳されそうになっている律。

炭「こらぁぁあ！！！！」

ちょうどやって来た竈門炭次郎が善逸に頭突きを食らわせる。

炭「女の子になんて事を言うんだ！！そんな酷いプロポーズはやめろ！！！」

大丈夫ですか？と泣いている私を心配する竈門炭次郎。

なんていい子なんだ…泣

私の涙を拭いてくれる炭次郎。すごく正義感が強くて優しい子なんだな。

善「なんでみんな邪魔するんだ！！！俺はもうすぐ死ぬ！！次の仕事でだ！！俺はな、ものすごく弱いんだぜ舐めるな！！だからこの子に結婚してもらえるまでお前は俺を守れよな」

炭「俺は竈門炭次郎だ！」

『あ、私は七草律といいます。』

善「そうかいごめんなさいね！！！俺は我妻善逸だよ！！助けてくれよ炭次郎、律！！」

炭「助けてくれってなんだ！なんで善逸は剣士になったんだ！なんでそんなに恥を晒すんだ！！」

善「言い方酷いだろ！！！」

どうやら善逸は女に騙されて借金をし育ての人に助けて貰ったらしい。

鬼滅隊員になったのに仕事に行かない善逸に雀は途方に暮れていたらしい。雀の言葉分かるとか炭次郎すごい。

カァァ！！！駆ケ足！！駆ケ足！！炭次郎！！善逸！！律！！！走レ！！！共ニ向カエ！！次ノ場所マデ！！！

善「ぎゃぁぁあ！！カラスが喋ってる！！！！」

カラスが言う目的地まで着いたが私はすでにヘトヘト状態で地面に這いつくばっていた。

炭「大丈夫か律？」

善「律ちゃん大丈夫？」

『だ…ハァハァ…大丈夫……』