貧乏会社の一人娘は天祥院英智の元へお嫁に行きました【あんスタ】

婚約破棄 ページ42

「百星！



良くなったんだね」




「はい」






あれから2日経ち





私の誕生日になった




私は回復し、風邪を治すことができた






「、、、百星？




何かあったのかい？」







「、、、英智くん




いいえ




英智様」






「百星、、、？」





私はベッドの上で




頭を下げた






「私は、、、









婚約破棄したいと思っております」









「、、、え



どうしたんだい、、、？」



「私は、、、









喘息を持っているんです







幼い頃に小児喘息ということは
言われたのですが





今回の風邪で再発したみたいなんです」






「それのなにが、、、」




「私が



天祥院に嫁いだのは




借金を肩代わりして貰う条件


そして








後継を設けるためです」






「、、、」






「財閥となれば



後継問題は避けて通れません






でも







私との子では、、、








喘息を持った子に生まれるかも知れません







元気な子を設けられないなら








私が天祥院に要る必要はありません






恩返しが、、









できません」

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