夫婦という仲 ページ9
泣き始めた私を
困ったように見つめる中原幹部
「中原幹部は、、、
わたしのこと、
妻っておもってますか、、、
今回の任務だって
断ってくれると思ってたのに」
私は駄々をこねる
止まらない涙を拭った
そしてもう一度
「中原幹部の
ば」
ばかって言おうとした
でも
それは
中原幹部の唇で塞がれた
「ふ、、、ん、」
吐息が漏れていく
私の声だけが車内に響いて恥ずかしい
とても長く感じた
唇が離れると
私を抱きしめて
中原幹部は言った
「俺だって、やらせたくねーよ!
太宰の時だって
胸がモヤモヤした、、、」
そう言って抱きしめる彼を
私は抱きしめた
「だけどなぁ、
確かにこれだけは言える
俺は紫乃が
好きだ」
その言葉に
私は返した
「私も、、、好きです」
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あまね(プロフ) - かんけつ (11月6日 13時) (レス) @page28 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
Mela(プロフ) - keyさん» ありがとうございます! (2021年10月3日 23時) (レス) id: 60b96a4b29 (このIDを非表示/違反報告)
key - いつも楽しませてもらってます。 (2021年8月10日 10時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mela | 作成日時:2019年10月13日 21時