番外編 時を戻す呪薬 弐 ページ32
ＮＯside
「「「はぁー！！！？」」」
ふと棘はあの瓶を思い出す
「たかな？」
これ？と取り出すと五条が目を見開く
「あれ？これ、、、？」
「あー！！！」
五条が言葉を紡ぐ前に指を指す虎杖
どうやら身に覚えがあるようだ
「それ！！五条先生から貰った怪しい薬！！
俺、ここに置きっぱにしてたんだ！！」
五条はあ！とポン、と手を叩く
「そうだそうだ！
悠仁に渡したんだった！！
でも、言ったよね？扱いに気をつけてって」
、、、どうやらこの2人の仕業らしい
怒りを通り越して呆れた他の人は冷静に問う
「それで、どうしたら治るんだ」
「うーん、、、量的に口をつけてはないようだし
多分匂いでやられたんだろうね
なら明日の朝には戻ってるはずさ」
「はぁ、、、」
どうも怪しい五条の言葉に皆半信半疑である
「でも浅葱の記憶はどうなってるんだろうな？」
真希の言葉にみんなぽかんとする
「どうって？」
「例えば体が縮んだら記憶も子供に戻る、か」
「「「あ」」」
言われてみればそうだ、とみんなは納得する
「なぁ、浅葱」
ビクッと体を震わせた浅葱はゆっくりと声の主である真希の方を向く
「、、、こりゃあ記憶無さそうだな」
「、、、」
明らかに怯えた様子の浅葱
どうやらやっと状況を理解してきて恐怖心が芽生えたようだ
確かに知らない人の中にいるのは怖いだろう
「たかなー？すじこ？」
(俺の事、分かる？)
棘がおにぎり語で話しかけると
訝しむよな目で棘をみる
「、、、」
「、、、喋れないんすかね？」
虎杖の言葉に野薔薇は浅葱に顔を近づけた
「年齢的に3、4歳っぽいから喋れるのは喋れると思うけど、、、」
喋ってみて、と野薔薇が促す
「、、、ど、して
私の名前をしっているんですか」
小さくか細い声で浅葱は口にする
そして目に涙を溜める
「えっ、、、
記憶ないのよね？どう説明すれば、、、」
1年が慌てるとパンダが浅葱の目線に合わせる
「とりあえず怖がらないでいい
悪いことはしない」
パンダの愛くるしい風貌に
浅葱は目を奪われたようにぽかんとする
そして小さく頷いた
パンダが抱っこすると大人しくパンダに身を委ねた
「流石だな」
真希の言葉にパンダは頷いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 381人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
no name(プロフ) - 棘くん大好きなので、読み始めました！！金、、なんて読むんでしょうか？笑ふくろうって打つと出るのですが、きんふくろう、で良いのでしょうか！これからお話読むのがとてつもなく楽しみです(◍•ᴗ•◍) (2022年1月23日 13時) (
レス) @page3 id: c1b74ddf5a (このIDを非表示/違反報告)
Mela(プロフ) - アメジストさん» けっこう展開が変わってくると思います！！そして続編に移行するので続編でもコメントお待ちしております！！^^* (2021年6月26日 23時) (レス) id: 60b96a4b29 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - Melaさん» まじですか？！今後の展開が楽しみすぎる、、。( *´艸｀) (2021年6月25日 13時) (レス) id: 1cb5d31422 (このIDを非表示/違反報告)
Mela(プロフ) - アメジストさん» 嫁確っすね、、、今後の展開に入れていきたいですね、、、！ (2021年6月24日 22時) (レス) id: 60b96a4b29 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - Melaさん» 萌え萌えですね、、。嫁確ですやん、、。。( *´艸｀) (2021年6月24日 11時) (レス) id: 1cb5d31422 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Mela | 作成日時：2021年5月4日 1時
