#038 ページ40
ドライブデートからデートっていうデートはしてなくて
会ってもバイト終わり。
1回だけお泊まりもしたんだけど
ゆりと予想してた通りにはならなかった。
なんせ高校生ってことを隠してるから
バイトが休みでも放課後会ったりとかが出来なくて
なんで嘘ついてるんだろうなって思ったりした事もあった
でも、辰哉くんが好きだから
なんか会いたくなってきたかも、
ピロン
辰哉来週の土曜日空いてる??
辰哉久しぶりにオフになった
きゃあ、以心伝心?
会いたいの伝わっちゃった??笑
A空いてるよ〜
ママが大っきいプロジェクト終わったみたいで土日は家にいるって言うから
思いっきり辰哉くんと一緒にいれる
辰哉金曜日さ、うち泊まりに来ない?
辰哉Aが良ければなんだけど
『ママぁぁぁぁぁぁ』
あ、やば思わずママ呼んじゃった
母 「なに、うるさい、どうしたの」
『辰哉くん家、お泊まりしてもいい?』
母 「なに言ってんの、1回したじゃない」
『まあそうだけど、報告?』
母 「いいけど、そろそろ連れてきてもいいんじゃない?」
『私、高校生ってこと隠してるんだよ?』
母 「そんなのママだって上手くやるわよ」
そう、ママには全部相談した。
ママは大変だね、でも頑張るんだよって
反対もしないで応援してくれた
母 「ママもかっこいい彼氏欲しかったな〜」
『Aのパパはかっこいいじゃん』
母 「確かにかっこよかったかもね」
『りおはイケメンになるね』
母 「そうだといいけど笑」
ママにおやすみを言って
すっかり忘れてた辰哉くんに(ごめん、辰哉くん)
返事をしようと思います。
145人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほくほくぽてと | 作成日時:2020年5月14日 14時