思わず =銃兎side= ページ42
=銃兎side=
『甘える、ってどうすればいいのでしょうか?』
左馬刻「あー……」
Aは甘えられない環境にいた。
頼れる大人が周りにいなかったせいだ。
でも…今は違う。
少なくとも、俺と左馬刻、理鶯はAのために何でもするだろう。
だからAには『甘え方』というのを、教えてやらなければいけないな…
銃兎「そうですね…例えば、『頑張れば自分にもできないことは無い、でも辛い。』みたいなことがあったとします。そんな時に私達に助けを求めればいいんです」
そういうと、Aは少し俯いて何か考えてから、パッと顔を上げる。
『分かりました。ありがとうございます。』
Aが柔らかく俺に微笑む。
それを見た左馬刻が俺を睨んでいるのが、顔を見なくても分かる。
まぁ、自分でも言うのもなんだが俺は性格が良くはない。だからな…もう少し見せつけてやろうと思う。
まぁ、Aを俺に紹介したのは左馬刻だし、自業自得だな。
銃兎「ふふっ、いい子です。」
そう言いながら俺はAの頭を撫でる。
だが、これが左馬刻の堪忍袋の緒を切ってしまったようだ。
ラッキーパーソン(?)
神宮寺寂雷に似てる人
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黒白の猫 - 夢主ちゃん……どうか幸せになって!! (2021年3月7日 11時) (レス) id: 31931ea102 (このIDを非表示/違反報告)
モノ - めちゃめちゃ好きです!!更新楽しみにしてまーす! (2021年3月3日 0時) (レス) id: 1084582c74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゐのり | 作成日時:2021年2月27日 23時