【ヒプマイ】ラッパー達と声のない少女のお話

買い物＝夢主side＝ ページ23

＝夢主side＝

今日は左馬刻さんと街に出ることになっている。
数少ない私服の中から、少しはまともなのを選んで左馬刻さんの車に乗り込む。

少ししたら賑やかな場所に出た。

左馬刻「こっからは歩くぞ。」


どうやらヨコハマの中心街らしい。
………どれも初めて見るものばかりだった。

左馬刻「そんなキョロキョロしなくてもいいだろ……そんなに見てェもんでもあんのか？」

(えっ、そんなにキョロキョロしてたかなぁ…というか気を使わせてしまった。)

『すみません』

左馬刻「別に謝るこたぁねェけどよ。……お前、こーゆーとこ来んの初めてか？」

(はじ…めて。)
少し記憶をたどってみたが、『買い物』としてこういう賑やかな場所に来るのは初めてだった。

首を縦に振ると、左馬刻さんは少し顔をしかめる。



それからしばらくして…

左馬刻「A、あの店入んぞ。」

そう左馬刻さんが指を指した先には、少し…いやかなりお高めそうなアクセサリーショップがあった。

(左馬刻さん、なんか買うのかな？)

綺麗に並べられたネックレスやらピアスやらを眺めていると

左馬刻「選べや。」

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ラッキーパーソン(？)

神宮寺寂雷に似てる人

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