告白されてみた＝イケブクロ＝ ページ1
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両片思いの彼とAさん。
お出かけの帰り際に告白されます。
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山田一郎
「な、なぁ。Aはその…好きなやつとかいねぇのか？」
もう少しで駅…というところで突然聞かれます。
『えっ……と、い、居るけど…どうして？』
「いや、その変な意味じゃなくて……っっ！あぁ！俺Aのこと好きなんだ！！」
ヤケになったのか、ストレートに告白してくれます。
「Aがもし良ければ、俺と付き合ってくれねぇか？/////」
告白されたあとは彼も夢主さんも真っ赤です。
山田二郎
「……」
帰り道、ずっと黙っている彼。心配になった夢主さんが顔を覗き込もうとすると、
「今、こっち見んな……」
と言われてしまいます。
なにかして怒らせてしまったかも、と不安に思っていると駅に着いてしまいました。
『じゃあ…また今度』と立ち去ろうとすると、
「A！！ちょ、ちょっと待ってくれ……。ふーっ………お、俺と付き合って下しゃい！！！」
呼吸を整えた割には、大声で盛大に噛みました。(後日、駅に居合わせたクラスメイトに沢山いじられたそうです。)
山田三郎
「……」
彼もも山田家次男同様、黙り込んでいます。
『さぶろー君大丈夫？？体調悪い？』
と顔を覗き込むと、
「あっ、えっと…その……/////」
いつもの彼からは考えられないほどタジタジしています。
『大丈夫？』ともう一度聞くと、
「……笑わないで聞いてくれますか？」
と不安そうに聞いてきます。
勿論だよ、と言うと
「そ、その…僕、ずっとAさんのことが好きだったんです……だから僕と付き合っていただけませんか？/////」
緊張しながらも、噛まずに言いきれたL.Bでした。
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作者名：ゐのり | 作成日時：2021年4月6日 23時
