夏のはじまり ymin ページ41
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ym.s
(ノンリアル)(裏)
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「ごめんごめん、待った？」
「待ってない、よ …」
はぁ、はぁ、と息を切らしながら俺の元に来てくれた伊野尾ちゃん。
途中遠くの方で転けそうになったところを見たのは、見なかったことにしよう。
でも可愛いから、心の中に残しとこっと。
それよりも、可愛すぎて直視できないんだけど…
花火大会行きたいね、急に伊野尾ちゃんが言い出すから、じゃあお互い浴衣来ていこっか、なんて約束をしたのがつい三日前。
時間より少し遅れてきた伊野尾ちゃんは少し明るめの青の浴衣に、髪は片方だけ耳に掛けて編み込んでいた。
いつもより倍に可愛い恋人に胸が弾むのは当然だよね？
「やまちゃん、かっこいーねっ。似合ってる、」
「伊野尾ちゃんも、かわいいよ、」
「男だから一応かっこいいって言われたいんだけど………
やまちゃんに可愛いって言われるの嬉しいから、特別ね………？」
今すぐにでも抱きつきたい衝動に駆られるけど、「こんなところでやめろ！」なんて怒られるの目に見えてるから我慢我慢…… 。
「んーと、伊野尾ちゃんどこ行きたい、？」
「えっとねーー、りんごあめ食べたい！」
そう言って俺の手を無意識に取るから、伊野尾ちゃんには敵わない。
ぎゅーはダメだけど、手を繋ぐまでならおっけーなのかなって、
まぁ、別にまだぎゅーして怒られてないんだけどね
「一緒に食べよ！」
「え、2人で1つ？」
「そうだけど…… やだ… ？」
嫌なわけない！
少し変 態チックになるけど、伊野尾ちゃんがなめたものの上からなめれるなんて………
いつもしてる深いキスとはまた違う感覚がして、少し恥ずかしくなった。
伊野尾ちゃんは恥ずかしくないのかな、
こんなに気にしてるのは俺だけ？
「……… 間接キスどころじゃないね、これだと。」
「ぶっ、！」
「やまちゃんきたなーい」
今のは絶対水飲んでる最中に爆弾発言落とす伊野尾ちゃんが悪いよね？
「間接キスどころじゃないね」って、それ、俺も思ってたよ。
それより、耳が赤いってことは、伊野尾ちゃんもそれなりに気にしてるのかな？
可愛いね、伊野尾ちゃん。
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なすも(プロフ) - shootingstarhapさん» ほんとですか！嬉しいです！これからもどうぞよろしくお願いします＾＾ (2019年6月15日 21時) (
レス) id: 457ac5cab4 (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - やまいのさんもいのやまさんもどちらのお話しも好きです(^^)キュンとしました(^-^) (2019年6月15日 0時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすも | 作成日時：2019年6月9日 14時
