・※ ページ9
in side
※シメられるシーンあるので注意
肩を組まれ腕を捕まれて連れてこられたコンビニの裏。
ドンッと突き飛ばされ、お尻と右腕に衝撃が走る。
いった、、、
髪の毛を捕まれ、グイッと無理やり顔を上げさせられる。
「人の男に手ぇ出したらどんな目に合うか、身体に教え込んでやるよ」
髪の毛を引っ張られる痛みと、これから何をされるのか分からない恐怖が頭の中を占める。
髪の毛を離され、目が合う。
「……チッ、
そうやって不安げにあざとい顔作って許してくれるのは男だけなんだよ!!!腹立つなぁ!!!!」
急に激高して蹴りを入れてくる唯さん。
もう痛いし怖いし、意味がわからなすぎて震えることしかできない。
両側に2人から挟まれ、腕を掴まれ、拘束される。
「はい、いっぱーつ!!!」
パンッッ!!!!
唐突に頬に走る衝撃。
平手打ちされたのだと気づくのに数秒かかった。
頬がジンジンと熱く熱を持つ。
ひゅっと心臓が冷えるような感覚。
続けて2発目。
そして3発目。
続いてもう一発……
と続いていき、終わる気配のない平手打ち。
叩かれるたびに左右に顔がぶれ、なぐられるための人形になった気分。
平手打ちって、なんか人として否定されてる気持ちになる…なんか自己肯定感が下がるというか…
冷静に分析してる自分がいる。
両頬は熱を持ち、ビリビリとした痛みと感覚が鈍くなったのを感じる。
腫れているんだろうな。
「ふ、あんたブッスwwww」
「自業自得だよこのくそビッチが!!!」
頬を打たれながらも、ゲラゲラ笑いながら罵詈雑言を浴びせてくる彼女らの声が聞こえる。
ひどく惨めだ。
あれ、どうして私がこんな目にあってるんだっけ…
視界が霞む。。。
と、急に衝撃が止まる。
不思議に思い、顔をあげると…
111人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:林檎ばなな | 作成日時:2022年6月20日 23時