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今日の午後のことを考えてどきどきわくわくしてるといつの間にか撮影が終わって、私服に着替えた薮ちゃんがけいと行こっか。と声をかけてくれる
圭「そうだね、行こ！」
どぅみても作った笑顔の薮ちゃんに気づいていないふりをして、ふたり肩を並べて歩き出す
外に出ると運良く現れたタクシーに乗り込んで映画館の場所を伝えて沈黙が流れる
折角のチャンスなんだから、なにかしらしないと、
圭「…薮ちゃん、映画楽しみだね」
続いてしまった沈黙が怖くなってそう切り出すと、直ぐに楽しみ！と乗ってきてくれ手少し安心
薮「…ねぇ、こんなこと聞くの変かもだけどさ、
圭人は好きな人いる？」
次はなんの話題を振ろうか、そのまま続けて話そうか、好きな人との一時、そんな幸せな悩み事をしていると不意に聞かれたその質問の答えに戸惑ってしまう。
圭「なんで？」
薮「いや、なんでもない」
気になってはいた。
薮ちゃんと二人で出ていって帰ってきてからの伊野ちゃんの辛そうな表情。
雄也の悲しそうな表情。
薮ちゃんの困ったような表情
聞こうにも聞けなくて、気づいていないふりをしていた
圭「…今日さ、伊野ちゃんと�睫擇�んと、
なんかあった？」
こんなこと、聞いちゃダメだってわかってた
でも、聞いてしまいたくて、
臆病な自分の殻を、破れる気がして。
薮「…もしさ、大切な人のことを必ず傷つけてしまう答えなのにどうしてもそれを伝えなきゃいけない事があったら、圭人はどうする？」
帰ってきたのは、何があったかなんてわかってしまうような言葉だった
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青空の青さ(プロフ) - セロリさん» コメントありがとうございます！自分もセロリさんの作品が大好きです！更新頑張ってください！ (2019年8月26日 19時) (
レス) id: bb7f50e238 (このIDを非表示/違反報告)
セロリ(プロフ) - この作品好きなので更新頑張ってください！ (2019年8月26日 0時) (レス) id: ace282198d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青空の青さ | 作成日時：2019年7月9日 2時
