大切な仲間と共に ３

104話 ページ8

光side


大ちゃんたちに電話してたら俺の腕の中で苦しんでた薮がちっさな声で




薮｢……おねがっ…に、……て！…ひっか…おさっえ……うっ！！｣




光｢え？｣




びゅおおおおおおっ




光｢うわあああ！！｣




ドンッ！！




光｢(……！？！？)｣




薮がフラリとたちあがった……




ﾆﾔｯ




光｢……。｣




薮……




じゃない？





正直高木がゆってた言葉なんて頭に入って来なかった。





こんなに苦しんでんなら助け求めてよ…





バカ薮。





光｢……っ！｣





いてっ。俺怪我してたの！？





気づかなかった……(；´・ω・)





光｢やぶっ！やぶ！俺だよ！わかんねえのか！？｣





薮｢……｣




びゅおおおお





力込めてきてる……





まずい。






光｢……何するにしてもゆるゆるの薮で、しっかりする時はしっかりして……だけど、抜けてるとこはかんなり抜けてる天然だけど……いまのやぶより、そっちのやぶのほうがよかったよ！だから、早く戻ってこい！｣






薮｢うっ…うっせえ！！やっと手に入れた体なんだ！！｣







光｢！？……てめぇの体じゃねえよ！！……うわっ！！｣







風？が俺の顔らへんをかすめた。







いたぁ←







薮｢てか、てめぇ誰だよ？俺の邪魔するやつはみんな消すっ！｣






光｢！？｣







俺のこと……わかんねえの？







光｢やぶっ……｣






大ちゃんたちが来るまで……







俺が…俺が支えるから。






絶対に戻ってこい。

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