とっても素敵な【庭師】 ページ6
「それでね、教会で…」
目の前で、今日のゲームのハイライトを楽しそうに語る彼女。
庭師 エマ・ウッズは、私の大切な親友である。
「A?どうかしたの?」
「ううん!なんでもない!」
そうなの!と笑えば、その笑顔は私にも伝染する。
彼女を見ていると、どうしようもなく愛しく感じるのだ。
、
それは、私が荘園に来てすぐのこと。
知り合いなんているはずもないから、どうしていいのか何もわからなかった私に、彼女は声をかけた。
「初めましてなの!エマ・ウッズっていうの。仲良くして欲しいの!」
そう言って手を差し出した彼女は、今と変わらない、屈託のない笑顔だった。
「私は、A・シルヴィー。よろしく、ウッズさん」
私も名を述べると、彼女は笑った。
.
「ここが食堂で、シルヴィーさんの部屋はあそこなの。それで、あっちには庭があって、エマが管理してるの!」
「へぇ、ウッズさんが…」
「…よかったら案内するなの!」
そう言った彼女は、私の手を引いて庭へ歩き始めた。
.
「わぁ…」
季節は春。庭には綺麗な花たちが顔を出していた。
「綺麗…これ全部ウッズさんが?」
「大体はエマだけど…医師のエミリーや祭司のフィオナ、他にもウィラやトレイシーも手伝ってくれてるの!」
どうやらここの人は仲が良さそう。よかった…
「そうだ!歓迎のしるしに…」
何かを思いついたように言うと、花壇をいじり始めた。
「…?」
「よしっ」
しばらくすると立ち上がって、
「はい!プレゼントなの!」
そう言って、彼女は、紫色の花を私に手渡した。
「これは…?」
「あげるの!」
あんまりにもにこーっと笑うものだから、こちらもつられて笑ってしまう。
「ねぇ、シルヴィーさん。Aって呼んでもいい…?」
「!…もちろん。私も、エマって呼んでいいかな?」
「うん!むしろそうして欲しいの!」
2人で笑いあった。
この庭は、彼女との初めての思い出。
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_____
「A?どうしたの?どこか悪いの?」
「うんん!ぼーっとしてただけ。」
ねぇ、エマ。
これからも、親友でいてね、エマ。
--------キリトリ線--------
ちょっとよくわかんなかったですね()
リクエスト待ってます、→←Because I love you.【写真家】
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鈴蘭(プロフ) - 失礼します。イメ画書かせていただきました。汚いです。→https://d.kuku.lu/6ff61a8992 (2019年6月22日 18時) (レス) id: 4b11b743ec (このIDを非表示/違反報告)
Seuyong(プロフ) - ヤンデレ納棺師くんとかリクエストしても大丈夫ですか!? (2019年6月21日 18時) (レス) id: dc22fa88f2 (このIDを非表示/違反報告)
あのる。(プロフ) - 刻卯さん» 大丈夫ですよ!ありがとうございます…! (2019年6月20日 22時) (レス) id: b95f2f110d (このIDを非表示/違反報告)
刻卯(プロフ) - ツンデレの甘々系とかって大丈夫でしょうか……? (2019年5月23日 22時) (レス) id: 351536e9d0 (このIDを非表示/違反報告)
あのる。(プロフ) - 刻卯さん» 刻卯さん初めまして!リクエストありがとうございます…!シチュエーションなどご希望ありますでしょうか? (2019年5月23日 22時) (レス) id: a6fdb6280f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あのる。 | 作成日時:2019年4月3日 22時