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好きと嫌いは紙一重【カウボーイ】(こなつ様リクエスト) ページ12

※2人は付き合っている設定

私はあいつ、ガヴィン・アユソが嫌いだ。

いつも女の子と話してはヘラヘラしているし、ゲームでだって女の子と一緒じゃなければデバフがかかる。

だからいつも、女の子と行くのだ。



彼女である私の身にもなって欲しい。










告白はガヴィンからだった。



その日は、彼がいつになく真剣な顔をしていて、こっちまで緊張したのを覚えている。



いつもウィラやマーサたちに話しかける時とは違う雰囲気がして。




付き合い始めは、みんなにそのことを言いふらして歩いて、こちらも恥ずかしかったけど、嬉しかった。





でも最近、他の女の子の方ばかり行ってしまうのだ。




こんなの我儘かもしれないと思うけど、本音を言ってしまえばもっと構ってほしい。



それに、一応私は彼女なのだ。その…もっとこう、対応を彼女らしくしてくれたっていいじゃないか。









なんて、彼に言ったらなんて顔をされるだろう。









「はぁ……」





「あら、A。どうしたの、ため息なんて」





「ウィラ…」









たまたまそこを通りかかったウィラに、ため息をついているのを見られてしまった。







「いや、なんでもないよ!」





そう言って笑顔を作ると、







「嘘ね。なんだか疲れた顔してるわ。…まぁ多方、彼のことでしょうけど。」








その笑顔が見破られた上に、悩みの内容までも当てられてしまった。





仕方ないか…








「うん、そうなの…実は最近、上手くいってない気がして…」




正直、ウィラはよくガヴィンに話しかけられているのを見かけるし、嫉妬の対象でもある。



でも、そんなことを気にする余裕は私にはなかったのだ。


頭がいっぱいいっぱいだった。








「そう…。はぁ…アイツも罪な男ね、こんな可愛い子悩ませて」




「違うのウィラ、私がもしかしたら何か…」







「A、心配する必要は無いわ。少し耳を貸してちょうだい」







そう言われ、耳を向ける。









「−−−−−−−−−−」




























「…!?」





「ふふ、本当のことよ?もう、見てて焦れったいのよあなたたち」






ウィラに言われた衝撃の事実。


それは、私の頭を更に彼でいっぱいにするのには充分すぎて。





それからは、恥ずかしくて彼と目が合わせられなかった。















「あの人、あなたのことの恋愛相談を私たちにしにくるのよ。惚気話もね。」

お久しぶりです→←イメ画いただきました!



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鈴蘭(プロフ) - 失礼します。イメ画書かせていただきました。汚いです。→https://d.kuku.lu/6ff61a8992 (2019年6月22日 18時) (レス) id: 4b11b743ec (このIDを非表示/違反報告)
Seuyong(プロフ) - ヤンデレ納棺師くんとかリクエストしても大丈夫ですか!? (2019年6月21日 18時) (レス) id: dc22fa88f2 (このIDを非表示/違反報告)
あのる。(プロフ) - 刻卯さん» 大丈夫ですよ!ありがとうございます…! (2019年6月20日 22時) (レス) id: b95f2f110d (このIDを非表示/違反報告)
刻卯(プロフ) - ツンデレの甘々系とかって大丈夫でしょうか……? (2019年5月23日 22時) (レス) id: 351536e9d0 (このIDを非表示/違反報告)
あのる。(プロフ) - 刻卯さん» 刻卯さん初めまして!リクエストありがとうございます…!シチュエーションなどご希望ありますでしょうか? (2019年5月23日 22時) (レス) id: a6fdb6280f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あのる。 | 作成日時:2019年4月3日 22時

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