才能だけはあるんや。【忍たま乱太郎】

肝試しをしよう！ ページ27

「あづいぃぃ…」


『もう焼肉になれそう…』



暑くて死にそうなんだけど！

ねぇどうしてくれるの！？？


私は焼肉になってもいいけど私の隣でぶっ倒れてる竹谷様は焼肉になっちゃダメだろ？

そういうことだから早く氷河期が来てほしい。



「そんな暑い日は…」


「肝試しをしよう！」



学級委員長組がそう言いながらやってきた。

……きもだめし…？？



「お、いいなぁそれ」



ちょっとまてちょっとまてお兄さん？

肝試しと言ったな？


今まで…みんなに隠してたんだけど…


私お化け苦手やねぇえええええええん！！
暗いところもそんな得意じゃないし…


え？任務の時はどうするのかって？

任務とか実習の時は怖くないんだよ。不思議だよねぇ。

自分でも驚いてる。まるで別人みたい。



「じゃあ今夜は裏山まで肝試しで決まりだな」


「最近こんな噂を聞くんだ……裏山の山道から少し外れたところ…出るんだって…」



ひぇえええ



「出るってまさか……」


「そう……昔そこで亡くなった落武者の霊が…！！」


『ﾋｮｴｯ………』


「あれ、A？」



ーーーーー

___________ﾊｯ


意識飛ばしてた。

だって怖いんだもおん！



「あ、起きた」


「おはよ！」



起きて早々イケメンスマイルが目に飛び込んで来て困惑中。

寝起きには眩しすぎるんやて。

そしてこれどっかで見たことある。
デジャヴ？

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