未来永劫‐Harry Potter ページ9
あなたと過ごす。そんな将来、悪くないかもね。 / ハリー・ポッター
‐
「やあ、A」
ハリーのこういう挨拶はけっこうすき。
ニッコリして、
「おはよー！ ハリー」
「きょうも元気だね？」
「うん。めちゃ調子いい」
「それはよかった。……あそこ、ロンを見て。クィディッチが近いから緊張して眠れないみたいで、いまの君と正反対だ」
あごでくいっとロンを示し、そして今度ははは、と声をあげて笑う。
「本当だ。こりゃ本番は青ざめてゲーゲーだね？」
「あぁうん、そうだね。笑えないよ」
じゃあまたね。――ハリーは最後まで笑顔だった。でもきょうはちょっと様子がおかしかった。なにかせっぱ詰まった感じでいた。ハリーも、本番前で緊張しているのかもしれない。
まぁ追求はしなくても大丈夫だろう。
夕食後はラベンダーとパーバティとで――毎日の恒例になりつつある――魔女のモデル雑誌「
そんなとき、いつもなら部屋に戻るなりすぐに寝支度をしてしまうハーマイオニーが、きょうはみんなに加わったのを見て、珍しいなと思った。
ラベンダーがこのモデル可愛いわよねと言うたびにうなずくハーマイオニーが新鮮に思えた。
モデルとかブランドとかにそういうものに興味がない、あのハーマイオニーが。
寝る前にわけを聞いてみよう なんて、ひそかに決心したわたし。
「ハーマイオニー、きょうはどうかしたの？ 珍しいよね、ハーマイオニーが雑誌見るなんて」
そう言いつつわたしは軽く笑う。ハーマイオニーは上機嫌だった。
ベッドに座ったらしわだらけの白いシーツがもっとしわだらけになったのを見て、わたしはハーマイオニーの足下に視線を向けた。
「ハリーのことよ。聞いてないの？ ……あぁ！そうよね、Aが知っていたらおかしいわよね……」
なんのことか全然わからないわたしを見て、ニッコリと笑う。
ハリーが関係してるとわかってますますハーマイオニーのことがわからなくなった。
あしたハリーにわけを聞こう。
きょうはもう夜が遅いから。
Aは眼を閉じた。深い眠りにつく。
、
( ハリー、頑張ってね )
ハーマイオニーの心のなかはハリーとAでいっぱいだった。成功を祈って。
ハーマイオニーもすぐに眠りについた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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ハリーのメガネ
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棗野 ｡(プロフ) - feat.もうしら寝さん» 返信が遅れてしまい申し訳ございません！ リクエストありがとうございます、早急に作りますね！ (2016年1月24日 22時) (
レス) id: 2e90d9dd81 (このIDを非表示/違反報告)
feat.もうしら寝 - ありがとうございます!リクエストでいろいろこまかいんですけど「ダーズリー家に夢主の猫が迷いこむ」→「許可をとり探しに来た夢主にハリーが一目惚れ」→「ハリーと同学年のグリフィンドール生であることが判明」→「いろいろあってハッピーエンド」という話を。 (2015年12月29日 16時) (レス) id: d5ada5d17a (このIDを非表示/違反報告)
棗野 ｡(プロフ) - feat.もうしら寝さん» いえいえ、こちらこそ！ もちろんですよ、リクエスト待っています！ (2015年12月23日 16時) (レス) id: 2e90d9dd81 (このIDを非表示/違反報告)
feat.もうしら寝 - ありがとうございます！ またリクエストしていいですか？ (2015年12月22日 14時) (レス) id: 506c16022b (このIDを非表示/違反報告)
棗野 ｡(プロフ) - feat．もうしら寝さん» ごめんなさい！ 誤字がありました、わざわざ、です！ 意味不明なこと返信してしまい申し訳ありません……(*_*; (2015年12月20日 23時) (レス) id: 2e90d9dd81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗野 ｡ | 作成日時：2015年8月8日 22時
