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小さな私の大先生 ページ39

A「…デイヴィス…」

クルーウェル「どうした?」




11歳になったAには双子の妹と弟が生まれていた。




A「わたくし、最近薬草としか話していないの」




すっかりボロボロになったクルーウェル自作のノートをペラペラめくりながら話す。




A「お父様も、お母様も。み〜んながスノ、スラって言うの。わたくしはもういらないのかな…?」

クルーウェル「何を言っているんだ。お前の事も心配してるぞ?」

A「デイヴィスだって新しいお仕事で忙しいみたいだし」




近くの森でつんできた薬草たちをすりつぶし、黙々と薬を作るA。その手つきはプロだった。




A「最近、いろんな先生がわたくしの所へ来ていろんなことを教えてくれるの」

クルーウェル「ほう…」

A「錬金術だけがすごく嫌いなの。意味が全く分からない。仲良くなれる気がしない」




ビンの周りにたくさんの霜がついている。急激に冷やすことで効果をさらによくしようとしているのだ。




A「わたくし…デイヴィスじゃなきゃ、だめみたい…」

クルーウェル「なんだ?愛の告白みたいな言い方は」




Aはビンの温度を確かめながら答える。




A「もっと教わりたいんです。デイヴィスに」




出来上がった薬をクルーウェルに渡しながら言う。




クルーウェル「だったら…俺たちの所(NRC)に来るか?」




それがAがNRCに入るきっかけになった。

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Fの小説(プロフ) - 星猫さん» 合作は作者の手の状態が悪いのと、合作をしたくないという勝手な理由により必ずお断りしています。ごめんなさい… (2021年3月2日 23時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月2日 22時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか? (2021年3月2日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - 瑠李さん» ありがとうございます!更新遅いですが、頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2020年12月26日 16時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新楽しみに待っています (2020年12月25日 0時) (レス) id: 39848ca80e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fの小説 | 作成日時:2020年11月20日 6時

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