長い時から過ぎて ページ27
目を開けると、レイはもういなかった。天井をぼんやりと見つめていると自分は寝ていたのだという事に気づく。
A(まるで…長い眠りから覚めたみたい…)
「A…?アンタ、起きたの…?」
A「え…っと…」
誰の声かまだはっきりとは分からないが、自分に話しかけているんだという事は分かった。
A(そうか…私は覚めた『みたい』ではなく、目覚めたのですね…)
魔力が回復したものの、思考が追い付かない。
A(…!リリア!リリアはどこでしょうか…!!)
あの時、レイに言われたあの言葉、
『リリアをよろしくね。幸せになってね』
A(この心のモヤモヤを早く、早くリリアに…)
「A!急にどうしたのよ!?」
Aが起き上がると、再び声が聞こえる。
A「あなたは…ヴィル…?」
ヴィル「そうよ…まだ、アンタは目覚めたばかりなのに…」
A「そういえば…ここは…?どうして私はここに…」
とりあえず体を起こし、ベッドに座って壁に寄りかかるA。
ヴィル「そう…じゃあ最初から話してあげるわ」
一度立ち上がってAを引き留めようとしたヴィルも再びベッドの横のイスに座り直し、話し始めた。
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Fの小説(プロフ) - 星猫さん» 合作は作者の手の状態が悪いのと、合作をしたくないという勝手な理由により必ずお断りしています。ごめんなさい… (2021年3月2日 23時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月2日 22時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか? (2021年3月2日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - 瑠李さん» ありがとうございます!更新遅いですが、頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2020年12月26日 16時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新楽しみに待っています (2020年12月25日 0時) (レス) id: 39848ca80e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Fの小説 | 作成日時:2020年11月20日 6時