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復讐の、始まり ページ20

みなさん、毎度おなじみやばいよのコーナーです

怖いのは無理だという方は回れ右してください!

見た後の苦情は、受け付けません!!






辺りにいる人の驚き、恐怖。逃げている人の焦り、悲鳴。あちこちで水に入った氷が溶けた時のピシッという音、冷気…

様々な感情や音が混ざり合うその中で、たった一つだけの感情が……とても異質な感情が、デュース達にも分かるほどある方向から流れ出ていた。





世間の人はこれをすなわち_____憎悪というのだろうか。

言い換えればそここそが…




憎悪の源であり、Aの居場所でもあった____




それは、たくさんの氷の棘が好き放題に伸びているさらに奥の方。




戦いは、この街路樹を抜けた先で始まっているようだ。

シルバーが剣を抜き、氷の棘を切り落として道を作る。そんな街路樹を抜けた先にはぽっかりと広がる空間があった。




そこは住んでいる人もいない、殺伐とした空気だけが詰め込まれた広場だった。

氷の木と化してしまった大量の木々が並んでいる街路樹がすぐ近くに見える。




セベクも剣を抜き、マレウスを護るように先を歩くと、その先に何かが転がっているのを見つけた。




長かったり、短かったり……大きかったり、小さかったり。




「「「…………!!」」」




そこにいた誰もが言葉を発する事を忘れ、ただ立ち尽くす事となってしまった。




それは紛れもなく___人の『体』だった物だった。

転がっていた丸い物にくっついている髪の色は黒色。そしてその近くに転がっていた白と黒い布を見つけて、それが誰だったのかを認めたその瞬間。




「……いやぁ…やめて…いやあああああああああああああああああ!!!」




絶叫が響き渡った直後に、マレウス達の近くに何かがボトリと落ちてきたのだ。




_____あ、足……?




なんとか顔を上へと上げる。

広場の中心のちょうど真上で。広場から氷のクリスタルが怪しく輝きを放ち、その光に照らされている者がそこにはいた。




片手で何かを抱えるようにして、もう片方の手を動かしていた。その手には、かつてAが大切そうに持っていたあの氷のお守りの髪飾りが。




握った氷がクリスタルの光を反射して____









「ぎゅうああああああああああああっ!!!!!!!!!!!」

変わり果てた→←消えた彼女



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瑠李(プロフ) - 続編待っています。 (2021年12月5日 23時) (レス) @page43 id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fの小説 | 作成日時:2021年8月14日 21時

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