冷徹なあの子は愛を知らない【ツイステ】 (ページ13)

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午後の授業ページ13

Aもフロイドが作ってくれた昼食を食べながら、ふと思い出す。

A「午後の授業の事、何も考えてませんでした…」

アズール「たしかに…ここで預かるのも手ですが…」

A「他の生徒に何をされるか…少し心配で…お気持ちだけは受け取っておきます」

モストロ・ラウンジの警備を心配しているわけではないという意味もあるが、アズール達が授業でいないから、というのも彼は瞬時に察した。

A「……デイヴィスに頼るしかなさそうですね…」

アズール「え？今なんて？」

予測もしていなかった名前が出てきて驚くアズール。

A「あ…こちらの話です。すみません」

ジェイド「アズール、A。お2人で仲良くされるのは結構ですが、あいにくもうすぐ時間です。授業の準備を」

時計に目をやり、もうそんな時間でしたかとアズールは言う。Aもフロイドたちの所へ行く。

A「スノ、スラ。そろそろ時間です。支度をしてくださいね」

スノ「おねーさま！つぎは、どこにいくの？」

スラ「おねーさまのおべんきょう見たいな！」

タイミングが良かったと心の中で喜ぶAは双子にこう告げる。

A「次はクルーウェル先生の授業ですよ」

スノ・スラ「「クルーウェル先生……！！」」

双子は瞳をキラキラと輝かせた。