宗の告白 ページ38
SIDE:村上
上月「わっ、キレイだね……!!」
村上「ホントだ。噂で聞いてただけだから初めて見たよ」
ローンデポ・パークの屋上
下にはマイアミの風景が広がっていた。小さく光るその明かりからは人々の温かさが見受けられる
上月「宗隆くん、優勝おめでとう!」
村上「ありがとう、桃花ちゃん」
街の明かりが桃花ちゃんの背後を彩る
上月「ホントに優勝しちゃったね。社長が何本もシャンパン買ってたよ。後で届けるって息巻いてたなぁ」
村上「さっきすれ違ったときいっぱい持ってたもんね社長さん笑」
上月「Aと大谷くんのプロポーズも成功したし、これでAは大丈夫そうね」
村上「そうだね。大谷さんならきっとAさんのこと幸せにしてくれるでしょ」
上月「そう信じてるよ。Aは私の親友だもん。泣かせたりしたら許さない」
村上「桃花ちゃん一旦ストッープ」
伝えたいことが伝えられないって、もどかしいな…でも、ちゃんと伝えるって決めたから
村上「桃花ちゃん、ここまで見に来てくれてありがとう」
上月「どうしたの急に?そんなの当たり前じゃない
村上「……幼馴染、か………ねぇ、桃花ちゃん今度から幼馴染の関係やめない?」
その時、桃花ちゃんの表情が固まった。その表情は恐れさえも含まれていた気がする
上月「やめなよ…そんな冗談、Aのことが諦められないからって私に乗り移ろうとしないでよ…」
村上「?なんのこと?」
上月「惚けないでよ…Aにキスまでしてもらってるのに私にちょっかいかけないでよ…お願いだから、このまま、…忘れさせてよっ……!」
村上「ちょ、ほんとに待って!何のこと?アレはおまじないだよ!上田さんにキスしてもらうとホームランが打てるってジンクスがあったからしてもらっただけ!
Aさんにはそれをしてもらっただけで俺はAさんのことが好きなわけじゃないよ!!」
そこまで一気に喋った
なんでこんなにも盛大に勘違いされたかはなんとなくわかってた。インスタでも大盛り上がりを見せていたから
なんでここまで俺がこんなに必死になるのは…勘のいい人たちならもうお気付きだろう
村上「不安にさせちゃってゴメンね。でも、これだけは信じて……
____俺は桃花ちゃんのことが好きだよ!」
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ゆらら - 黄色ジャス民さん» 返信が遅くなりすみません。現在、書いている途中なのでパスワードにしていますが、1話書き終えたら全体公開にする予定です。急いで書き上げます。すみませんでした (3月29日 15時) (レス) @page49 id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
黄色ジャス民(プロフ) - ゆららさん。空に羽ばたくNO1のパスワードを教えて下さい。 (3月28日 23時) (レス) id: 8ff4fc4814 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - ゆうきさん» コメント、アンケートのご協力、ありがとうございます!!皆様新作、続編希望ですね…笑。頑張って更新していきたいと思います!ありがとうございました😊 (1月14日 8時) (レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 主様が書くお話いつも楽しみに読ませていただいています!これからも主様の作品を読みたいです!なので、3番でお願いします🙇🏻♀️ (1月14日 2時) (レス) @page40 id: 1c1d67dc9d (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - ゆーさん» コメント、アンケートのご協力、ありがとうございます!!皆様にお褒めの言葉をいただけてわたくしも感激でございます。新作は今ちょこちょこ作っているのでできたら更新させていただきます!!ありがとうございました😊 (1月14日 0時) (レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらら | 作成日時:2023年10月27日 21時