. ページ35
柾哉
＿＿＿＿＿＿
洸「なぁ、ばっしー遅くね？」
景「確かに、A帰ってこないっすよね」
と隣の洸人と景瑚から聞こえたこの会話。
たしかにさっきの休憩時間からAちゃんを見かけない。
美「ねぇ洸人…Aちゃん帰ってこないよ…」
と洸人に不安そうに問いかける美愛。
…何かあったのかな、
洸「…ちょっと俺見てくるわ、」
美「わ、私も！」
洸「お前はここいてみんなのサポートしてやって」
洸人が様子見に行くって言ってるけど
柾「俺が行くよ」
なんて気づいたら口走ってた。
美「え？…じゃあ柾哉に頼む？笑」
洸「あー、そうだなお前早く行ってやって多分奥の方の水道場行ってる。」
早くしてあげて！と美愛に急かされて小走りでここからかなり離れた水道場へと向かう。
そんなに急がせるってことはなんかあったのかな？
…いない
洸人に言われた方の水道場へ駆け付けてもAちゃんの姿はなくて
ただただ蝉が鳴いている音しか聞こえない。
早くしてあげて！ってなんだろう
…どっかで倒れてる、？
そう考えたら少し怖くてあちこちを探し回った
柾「…あれ、Aちゃん？」
やっと見つけたAちゃんは大量のドリンクを持ってなんだかふらついてて
遠くからだからよくわからないけど心なしか顔が赤い気がする
やっぱり体調悪いんじゃないかな…
そう思ったら心配になってAちゃんの元へ走り出した
けれどAちゃんの前に辿り着いた頃にはもう倒れかけてしまってて
思わず大声出して名前を呼んだ
柾「っ、！！！！あっぶな…、」
なんとか地面に落ちる前に支えることは出来たけど
柾「あっつ…相当熱あるんじゃないのこれ…」
俺の胸でぐったりとしているAちゃんの体温は信じられないくらい高くて
肌からその熱の高さが伝わってくる。
こんなになるまで我慢してたなんて
気づかなくてごめんね、
柾「…とりあえず、運ばないとだよね…」
けどAちゃんは女の子だし、
あんまり男の俺が触れるのも良くないよね
…もう抱き抱えちゃってる時点で遅いか
ごめんと心の中で謝ってAちゃんをおんぶして美愛たちのところへと向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 932人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「INI」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オリゴ糖(プロフ) - こっち向いて！将吾くん！のページに飛ぶことができなくて、作者のページ？みたいなところにとんでも見当たらないのですが、どうすればいいのでしょうか？💦 (3月10日 20時) (
レス) id: 03f5e14907 (このIDを非表示/違反報告)
名無し55353号(プロフ) - 来未さん» お待たせしてすみませんでした😭😭これからも投稿は続けていくのでよろしくお願いします！来未さん、いつもありがとうございます^ ^ (2022年10月10日 7時) (レス) id: d513937dde (このIDを非表示/違反報告)
来未(プロフ) - 久しぶりの投稿嬉しいですー！ (2022年10月8日 16時) (レス) @page44 id: 9e8586e58e (このIDを非表示/違反報告)
来未(プロフ) - 名無し55353号さん» はい！まってます！！またコメントさせてもらいます！😂 (2022年8月8日 1時) (レス) id: 9e8586e58e (このIDを非表示/違反報告)
名無し55353号(プロフ) - 来未さん» 楽しみにお待ちください！！！いつもコメントありがとうございます🥲💞 (2022年7月14日 19時) (レス) id: d513937dde (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きむち | 作成日時：2022年1月30日 11時
