きむらせんぱい！！！１ (ページ6)

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遂に入学式が始まって長い長い校長先生の話の最中。

隣に座ってる匠海は大口開けて寝てる。

威尊は必死に起きようとしてるけどほとんど寝てる。

大夢も京介も寝てはいないけど二人だけの世界に入って話している。

そんな私も退屈なので胡桃に話しかける。

「ねえねえ胡桃」

胡桃「ん？なに？」

「胡桃は何部入るの？やっぱバスケだよね？」

胡桃は頭は死ぬほど悪いけど運動神経はレベチ。

50m走を6秒台で走る超人なのである。

バスケも5歳からずーっとやってきていて中学では県選抜に選ばれて、部活では全国大会にまで導いてる。

胡桃「いや？バスケはやんない」

「、、、、、は？」

胡桃「バスケはやんない。バレーやろうかなって。」

「何でぇ？？？？！！！！！！！！」

そんなバカな選択をする人がいると思ってなかったよ。

胡桃「いや、ここダンス部と女子バレー部は全国大会常連だしその上優秀な成績残してるから。」

胡桃「そんなところで初心者がレギュラー掴み取ったら超カッコいいじゃん？笑」

でました。胡桃の謎理論。

でもなんでもやってみよう精神の胡桃のこの姿勢は昔から尊敬してる。

わたしには到底できないことだからね。

胡桃「Aは？」

「わたしは〜、、、」

中学までずっとバドやってたし、バド部かなぁなんて考えていると

胡桃「あ、まってダンス部だって。お兄ちゃん踊るっていってたそういえば。」

「あ、匠海たちが言ってた。ここのダンス部やばいんでしょ〜？景瑚くんも踊るんだ。」

胡桃「うん、なんか顔面偏差値が異常らしいよ。俺でも霞む〜とか嘆いてたWWWWW」

「景瑚くんで霞むとかどんな部活だよ」

ここのダンス部は優秀なのはパフォーマンスだけじゃなくて顔面もみたい。

景瑚くんで霞むって相当だよ。

なんて話してたら、

「「「「「「こんにちは！！！！！！」」」」」」

？「僕たちはダンス部です！」

明るく微笑む彼を見て

胸がドキンとして一瞬で頭がのぼせた。