きむらせんぱい！！！１ (ページ12)

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景瑚
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俺の高校に可愛い妹の胡桃が入学してきた。

もちろん幼馴染のA達も一緒に。

Aは胡桃が生まれた頃からずーっと一緒で

俺も昔から可愛がってた。

人見知りなのに俺にだけ「けいごくん、けいごくん！」って胡桃とちょこまか俺の後ろ着いてきて笑

俺が高校入ってからはAが家に来てても部活とかで会える機会が無くて

今日やっと久しぶりに会えたって感じ。

少し見てない間に背も伸びて顎までだった髪の毛も胸下あたりまで伸びてて高校デビューと共に髪の毛も茶色に染まっていた。

なんか俺もしかして親戚のおじさんみたいになってる？

Aに恋愛感情というものは全くと言っていいほどない。

小さい頃からずっと見てきてるから胡桃と同じくらい大切な存在だし可愛い妹って感じ。

だからAを見てるだけでなんとなく感情がわかる。

柾「Aちゃんも、またね、」

と柾哉くんが振り向いて言うと

顔を真っ赤にして

A「っはい、！！！！！！！」

と返事をしたAを見て

あぁ、柾哉くんのこと好きになったんだろうな笑

って直ぐにわかった。

でも一応隣にいる胡桃に小声で確認を取る。

「ねえ胡桃、A柾哉くんのこと好きなの？笑」

胡桃「え、なんで分かんの。お兄ちゃん怖。」

「ずっとAのこと見てきたからです〜、やっぱりか笑」

可愛い妹の初恋だしここは一肌脱ぐか。なんて考えてAに問いかける。

「あ、そーいやAは何部はいんの？？？？」

A「ん〜、、、決まってないけど、バド？かな？」

洸「え、ばっしーバドやってんの。」

A「まぁ一応笑」

なんて言ってるから

「え〜、バドじゃなくてダンス部のマネージャーやんない？」

なんて言ってみる。

すると皆が

洸「え、いいじゃん。今マネージャー3年しかいないから代替わりした時とかいなくなるし。ばっしーがよければ。」

将「うんうん、Aちゃんが良ければやってほしいなぁ」

と肯定の声が相次ぐ。

ダンス部のマネージャーは結構顔面目当てで来る人が多いから俺らが指名することになっている。

Aなら男目当てなんて絶対ないし何より仕事ができる。

あとやっぱり他の部活に入って他の男に惚れられたら心配

となぜか心配してしまう俺。

隣で胡桃が「お兄ちゃん、ナイス」って言ってる。

妹からの株も上がるしAもマネージャーやってくれると思うし俺って天才かもなんて思ったりした。