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学校にて ページ5
そのまま一人で学校に向かった天馬は下駄箱で
とても小さな男の子を見つけた。
「信助ー!」
「天馬だ!おはよう!」
「おはよう！」
西園信助、天馬より2つ下の友達。
自分の内履きをジャンプして取っていた。
「昨日のあれ見た?」
「見た見た!」
「バラエティー番組で本物の遺跡が見つかるとは
思わなかったよねー」
「憧れるなーそういうの」
昨日のテレビ番組の話をしていると
2年生の教室のある2階についたようだ。
「じゃあね天馬!」
「うん!」
信助と別れて3階の教室へ向かい、
教室に入って席につく。
「天馬!」
「あれ、仕事終わったの？早かったね！」
「うん、そういえば天馬、算数の宿題やってきた?」
「え?それ明日までじゃ…」
「もう!昨日変更があったって言ってたじゃない!」
「嘘!?」
話を聞いていなかった天馬は宿題をやっていなかった様だ。
「葵!宿題見せて!」
「ごめん、もう提出しちゃった…」
「えぇ!どうしよう…」
先生に怒られる…と項垂れる天馬。
「そうだ!京介くんに見せてもらったら?」
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作者名：にぼし巻 | 作成日時：2019年1月18日 17時
