恵方巻き、作っちゃうんです。�� ページ28
ちびぬい、料理実習side��
「こんにちは。」
「あ、Aさん、いらっしゃい。」
「今日はお世話になります。
よろしくお願いします。
ほら、ちび達、出ておいで。」
そう言って俺たちを机の上に出してくれた。
「Aさん、ここは？」
「シンディ、ここはね、私の行きつけのご飯
屋さんでね。
今日、恵方巻きの作り方をおしえてくれるの
よ。こちらがご主人様で隣が奥様よ。
でね、この子たちが。」
「こんにちは、俺シンディ。」
「僕、ショーティ。」
「今日はお世話になります。
僕、タディです。」
「俺、キミィ。」
「そして俺がマリー。
よろしくお願いします。」
「はい、
みんなもよろしくね。」
「あ、そうだった。」
そう言うとAさんが何かを取り出し
俺たちの首にかけてくれた。
よくみると、俺たちの名前が書かれていた。
「わぁーい、名札だ。」
「わかりやすいように、作ってきたねよ。」
「Aさん、ありがとう。」
「どういたしまして。」
「じゃあ始めようか。
みんなは恵方巻きって知ってる？」
「テレビでは見たんだけど、よくわからな
いんだけど。」
「海苔巻きの太いのじゃないの？」
「さすがタディ、正解！」
「タディは食べ物のことは詳しいな。」
「食いしん坊さんだから。」
「あら、ショーティ。
そうなのね。」
「うん！」
「じゃあまず、材料を説明するね。」
「はい。」
「具はね、いろいろあるんだけど、
まずは海苔とご飯とあとは中に入れる
お刺身、卵焼き、きゅうりとか、あとは
桜でんぶとか。
とりあえず作るから、見ていてね。」
「わかりましたー。」
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作者名：niko | 作成日時：2020年12月21日 21時
