×Girl（in短編）

〇 in×ar ページ12

♀︎×♀︎(社会人) 右左あまりないです
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ar.s


「うぅ〜疲れたよ〜だいちゃぁん！」
「わかったから風呂入ってきて。」
「だいちゃ、冷たい！」


冷たいじゃなくて早く風呂に入れっていってるのに。もう10回ぐらいは言った。

私のお腹に顔を埋めてやだやだなんて首を振るいのちゃん。
いや、


「やだやだじゃなくて早く入ってよ。」


じゃなきゃ私が入れないんだよ。


「一緒には「やだ。」ねぇなんで！わたしもやだ！」
「…」


構ってちゃんなのかただのわがままなのかいつもよりやだが多くて困る。




今日は金曜日で、明日はお互い休み。

多分、疲れがめちゃくちゃ溜まってるんだと思う。いのちゃん仕事の弱音は絶対吐かないし、私の心配も笑ってごまかすし、頑張りすぎちゃうから。

だから、一緒に入ってもまぁ………いいんだけど。いいんだけどね？


………いのちゃん絶対入るだけじゃ済まさないから、やなんだ。
もちろん、触れてほしいし私だってそりゃいちゃいちゃしてあわよくば2人でベッドイン………したいけど、それじゃいのちゃんが休まらない。



知ってるんだよ？仕事のせいでお昼ご飯抜いてることぐらい。いのちゃんの同僚の知り合いに聞いたんだから。

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