【ヒプマイ】狂ったように愛して3【反応集】

【MAD TRIGGER CREW】 ページ35

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碧棺左馬刻


「チッ...ったく、」


麻薬の密売人を捕まえるためにパーティーに潜入した彼。

そんな中、男たちに囲まれて困っている貴女が目に入ります。

騒ぎを起こしたくない為黙ってその場から立ち去ろうとしますが、

「コイツに何か用かよ」

貴女が腕を引かれるのを視界に捉えれば、威嚇するように貴女の腰を引いてそんな言葉を投げつけました。

『あの...ありがとうございます』

彼の表情に怯えた男性陣が去っていった後、少し戸惑いながらもお礼を言った貴女。

そんな貴女を一瞥すれば「...これでも羽織っておけ」と上着をかけ彼はどこかへ行ってしまいます。

ふわっと香ってきた男ものの香水の匂いに、不覚にも貴女の顔は赤くなっていることでしょう。




入間銃兎


「これはこれは、こんなところにいたんですね」


男たちに囲まれて困っていると、さも知り合いであるかのように話しかけてきた彼。

状況を把握できていない貴女を余所に、彼は自然に自分の手を貴女の手に重ねます。

『え、』と思わず声を上げてしまった貴女に彼は意味深な笑みを浮かべ。

「この人たちはお知り合いでしょうか」

『いや...知らない、です』

瞳の奥をぎらつかせながらそう言った彼に、貴女の周りを囲んでいた男たちは気まずそうに去っていきました。

『すいません、何か助けてもらっちゃって』

「いえ、貴女が困っているようでしたので」

そう言ってにこやかな笑みを浮かべた彼に、貴女が抱いていた警戒心は徐々に薄れていき。

しかしなぜか繋がれた手だけ離される気配はありませんでした。




毒島メイソン理鶯


「彼女が困っているだろう」


貴女が腕を掴まれ困っていると、不意にぐっと後ろに身体が引かれ。

状況を理解するよりも先に、視界は彼の背中で塞がれてしまいます。

そしていつの間にか彼の前には先程までいた男子陣はいなくなっており。

不思議そうな顔を向けながらも貴女は『ありがとうございます』と彼にお礼を述べました。

「これぐらい気にするな」

お礼を言えばふっと笑顔を向けてそう言った彼。

優しそうな笑みを向けられ絆された貴女は同じように彼に笑顔を返します。

「もし良ければだが、パーティーが終わるまでお供しよう」

そう言ってスマートに差し出された手。

その手を取るか取らないかは貴女次第でしょう。



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