【Fling Posse】 ページ18
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飴村乱数
「は?逃がす訳ねーだろ」
彼氏である彼は、もともと人気なこともあってか女の人と一緒にいることが多く。
そのことを話題に出してもニコニコと避けられてしまう貴女は、知り合いにそのことを相談していました。
その内に、貴女は知り合いのことを好きになってしまい。
『乱数、もう別れよう?』
ついにその言葉を彼にぶつけます。
貴女に対しての恋愛感情など、とうになくなっていると思っていた貴女。
しかしその予想をはるかに超えて、彼は貴女の胸倉をぐっと掴みました。
今まで見たことのない彼のその表情に心臓が鳴っているのは恐怖からか、それとも―――。
瞳に怒りを宿した彼は、目を逸らすことも許しません。
夢野幻太郎
「いいですよ別れましょう」
意外にも貴女のその言葉にあっさりと承諾した彼。
普段は常に貴女の側にいる彼のことなので、引き留められるのではないかと思っていた貴女はほっとした息をつきます。
しかし貴女のそんな表情を目にすれば、彼はすっと目を細め。
「まあ勿論、嘘なんですけどね」
『え?』
「...まさか小生が別れることを許すとでも?」
何の感情も出さずにただ笑みを浮かべた彼に、身体が冷えるような感覚に襲われる貴女。
ゆっくりと貴女に近づけば、彼は貴女の顎にそっと手を添えます。
「貴女は誰のものか、じっくりと教えないといけませんね」
...どうやら、彼の中にいる"何か"を目覚めさせてしまったようです。
有栖川帝統
「そんなこと俺が許すわけねーだろうが」
彼にいいように利用されている貴女は、いつも彼と別れるタイミングを窺っていました。
「なんか今日はいつもよりお前激しかったな」
『そう、かな...』
この日も彼と身体を重ね終えれば、貴女は隣に寝転ぶ彼を見ずに別れを切り出します。
するとがばっと身体を起こし、怒っているのか貴女の瞳を見つめる彼。
それでも貴女がこちらを向かないことに苛立ち、彼は貴女の首筋を強く噛みました。
『いっ...!』
「お前はおれのもん、だろ?」
まるでマーキングするかのように彼は何度も何度も噛み痕をつけていき。
痛みで涙を浮かべる貴女を見て、彼は更に貴女を支配したいという欲が現れ始めます。
「次は気持ちよくしてやっからよ」
その言葉通り、されるがままの貴女に彼は再び行為を始めるのでした。
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琥珀(プロフ) - ケルベロスさん» 全然遅くありません!むしろ嬉しい限りです^^ これからも是非楽しみにしていてくださいね! (2022年1月10日 23時) (レス) id: dc00419953 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 橋本アリィちゃんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しい限りです...!のんびり更新になってしまいますが、楽しみにしていただけると光栄です! (2022年1月10日 23時) (レス) id: dc00419953 (このIDを非表示/違反報告)
ケルベロス - 今言っても遅いかもしれないですが、キャラの言いそうなセリフばっかりで面白いです!反応集の作品全部見ました、更新頑張ってください! (2022年1月9日 16時) (レス) @page48 id: f661112be3 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白かったです!続きを楽しみに待っています!(*´ω`*) (2022年1月9日 10時) (レス) @page48 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ケルベロスさん» コメントありがとうございます!こちらよりも小説の方を優先させているのでこちらの更新は遅くなっていますが、引き続き更新も続けていこうと思っています。新しいリクエストについても考えているところですので、今しばらくお待ちいただけると嬉しいです...! (2022年1月5日 11時) (レス) id: dc00419953 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2021年2月1日 17時