『銃兎に仕返しで手錠されちゃった』 一郎「あの野郎覚えておけよ....!」 『鍵あるよ』 一郎「いや、もう少しそのままでいい」 『なんで』 ページ32
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乱数「ポッセとAの質問たーいむ!」
幻太郎「何ですかそれは」
ごろんと寝転ぶ私と帝統をよそに乱数は元気良くそう声を上げた。
乱数「えっとねー、こういう時にしかAに聞けないことを聞いてみようかなって!」
帝統「例えば何だ?」
乱数「んー、どんな人がタイプ?とか」
乱数がそう言った瞬間に二人の動きがぴしっと止まる。
どうしたんだろう、と不思議に思いながらその様子を見ていると三人の視線は私に注がれていて。
『え....何』
乱数「何、じゃないよー!質問の答えは?」
『あ、もう始まってるんだね』
まさかもう始まっているとは思わず、ゆっくりと身体を起こし考えてみる。
タイプ....かあ。
あんまそんなこと考えたこと無かったけどしいて言うなら、
『...優しい人?』
幻太郎「ありきたりですね」
折角頑張って出した答えなのに...。
少しショックだったから他の二人に助けてもらおうと思ったけど二人もうんうんと頷いている。
帝統「もっと具体的なのはねーのかよ、ほら優しいっつっても色々あるだろ」
『確かに.....あ、私甘やかしてくれる人好き』
乱数「あー、Aは意外と甘えたがりだもんね」
『うん、いっつもよしよししてくれるから大好き』
優しい、といって浮かんでくるのは理鶯の顔で。
この間一緒に遊園地へ行ったことを思い出し、私の口角は自然と上に上がった。
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二郎「ねーちゃん何で手錠?」 『色々あった。あ、でも鍵はあるよ』 二郎「じゃあ俺がねーちゃんの世話してあげるな!ほら、あーん」 『ん美味しい』 二郎「俺姉ちゃんの世話ずっとしてたい」 『私も、もうこのままでいいかなって思ってきてる』→←『銃兎手錠されてるから何もできないね』 銃兎「本当ですよ、理鶯はどこに行ったんですか...」 『ふふ』 銃兎「何笑って....って何でこっち近づいてくんだよ!ちょ、くすぐるな!!」 左馬刻「お前ら何やってんだよ」
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琥珀(プロフ) - いえいえ構いませんよ!確かにヨコハマは遊園地以来ですね...!今のところ上位はその二つのディビジョンなのでどちらかになると思います!またコメントしてくださりとっても嬉しいです( *´艸`) (2019年9月7日 23時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - アンケートの方からいれなくてすみません! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - 今回もめっちゃくちゃ面白かったです!アンケートなんですけど、私的には最近登場していないヨコハマかなぁと思ったんですけど、ブクロもいいなぁと思いました!これからも頑張って下さい! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ありがとうございます!何だかんだ一番積極的そうなので告白させてしまいました笑次は看病編ですのでお楽しみに! (2019年8月30日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - シブヤお泊まり編お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!乱数くんから告白があるなんて…!尊かったです♪応援してます* (2019年8月30日 5時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月13日 23時