『私、家族じゃないの...?』 三郎「違いますよ、二郎が家族じゃないだけですから」 二郎「はぁ?それはこっちのセリフだ!!」 一郎「...一緒に、寝てくれない...」 『一郎は何があったの』 ページ4
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流石理鶯、とでも言えばいいのかな。
サバイバルをしているから夜目が利くのか私には暗くて見えないけど理鶯には見えるらしい。
人が脅かしてくる前に理鶯が教えてくれるからある程度私も心の準備が出来た。
左馬刻「んだよ、結局いい空気は最初だけだったじゃねーかよ」
理鶯「...すまないな」
『ううん、理鶯が謝ることじゃないよ』
結局あの後も理鶯が全て教えてくれたので、私が怖がることは一切無くて。
どうやらそれが左馬刻のお気に召さなかったらしい。
お化け屋敷を後にすれば左馬刻は不機嫌そうにそう言った。
『とりあえず、お腹空いたからご飯食べよ』
理鶯「そうだな」
左馬刻「....そうすっか」
気が付けば時間はお昼を指していて。
お腹が空いてしまった私は二人にそう提案した。
『あれ、電話だ』
三人でご飯を食べていると携帯が鳴る。
画面を開くとそこには「一郎」の文字が映し出されていた。
左馬刻「ったく、あいつは大人しく待つこともできねーのかよ」
私のスマホを覗き込んだ左馬刻はそう言い放つ。
でもそれ以外には特に何も言わなかったので出ていいと受け取った私は通話ボタンを押す。
『....もしもし?』
一郎「"もしもしっ、無事か!?"」
出て早々私の安否を尋ねる一郎に思わず笑みを溢す。
たまに一郎の過保護さを鬱陶しいと思うこともあるけど何だかんだそれを嬉しく思う自分もかなりの兄バカかもしれない。
三郎「姉さん!僕たちに隠していることありますよね!?」 『え、何急に』 二郎「何隠してるんだよ!」 『あ、いつも寝る時乱数と電話しながら寝てること?』 一郎「...そうなのか!?」→←『...三人で何やってるの』 二郎「家族会議だよ!!」 『....私は?』 二郎「え」 『家族じゃないの?』 二郎「....ごめん」 『そんなっ』
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琥珀(プロフ) - いえいえ構いませんよ!確かにヨコハマは遊園地以来ですね...!今のところ上位はその二つのディビジョンなのでどちらかになると思います!またコメントしてくださりとっても嬉しいです( *´艸`) (2019年9月7日 23時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - アンケートの方からいれなくてすみません! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - 今回もめっちゃくちゃ面白かったです!アンケートなんですけど、私的には最近登場していないヨコハマかなぁと思ったんですけど、ブクロもいいなぁと思いました!これからも頑張って下さい! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ありがとうございます!何だかんだ一番積極的そうなので告白させてしまいました笑次は看病編ですのでお楽しみに! (2019年8月30日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - シブヤお泊まり編お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!乱数くんから告白があるなんて…!尊かったです♪応援してます* (2019年8月30日 5時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月13日 23時