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乱数「げんたろーどうしよう、僕もう生きていけない」 幻太郎「何です、喧嘩でもしたんですか」 乱数「うん、『人の好きな人ストーカーするなんて最低』って怒られちゃった...」 幻太郎「むしろよくそれで怒られないと思いましたね」 ページ12

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私はゆっくりと口を開く。

昨日の事もそうだし、何で学校に行かなくなってしまったかも含めて全てを隠さずに話した。



好きな人に振られてしまった事。


常に一郎の妹として見られていたから誰も私自身を見てくれなかったこと。


それが嫌で、学校に行きたくなくなってしまったこと。



過去にさかのぼって行くにつれて三人の顔は悲痛そうに歪められる。




『心配かけたく、なくて....言えなかった』




私と同じように苦しんでいる顔を見ていられなくて、私は俯きながらそう呟く。

家族なんだから、話して乗り越えていけばよかったかもしれない。

結局傷つけるのが怖くて逃げてしまったのは私だ。



―――ごめん。

そう口にしようとしていた時、ぎゅっと誰かに力強く抱きしめられる。




一郎「っ、俺がお前を苦しめてたのか....?」

『違うっ...一郎は悪くない....!』



震える声でそう言った一郎に首を振って否定する。

一郎に抱きしめられながら正面を向くと涙で顔がぐしょぐしょになっている二郎と三郎の姿が目に入った。



一郎「ごめんっ....」

『いちろ、』

一郎「何も気付いてやれなくて、ごめんっ...!」



―――男は簡単に泣くんじゃない。

一郎は小さい頃から二郎と三郎に言い聞かせてきた。




だから私は一郎の泣き顔なんて見たこと無かった。




....この瞬間までは。

幻太郎「ほら、乱数も反省してることですから」 乱数「ごめんね?僕心配で...」 『...心配してくれたの?』 乱数「...!うん!」 『じゃあゆる...』 幻太郎「まんまと策にはまりましたね」→←左馬刻「お前の好きだった奴ってどんな奴だよ」 『んっとね、明るくてかっこよくて優しかったかな、』 乱数「そう?僕はそう思わなかったなー!」 『....え、待って何で見たことあるの』



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琥珀(プロフ) - いえいえ構いませんよ!確かにヨコハマは遊園地以来ですね...!今のところ上位はその二つのディビジョンなのでどちらかになると思います!またコメントしてくださりとっても嬉しいです( *´艸`) (2019年9月7日 23時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - アンケートの方からいれなくてすみません! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - 今回もめっちゃくちゃ面白かったです!アンケートなんですけど、私的には最近登場していないヨコハマかなぁと思ったんですけど、ブクロもいいなぁと思いました!これからも頑張って下さい! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ありがとうございます!何だかんだ一番積極的そうなので告白させてしまいました笑次は看病編ですのでお楽しみに! (2019年8月30日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - シブヤお泊まり編お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!乱数くんから告白があるなんて…!尊かったです♪応援してます* (2019年8月30日 5時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月13日 23時

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