【ヒプマイ】山田家の不登校少女は小悪魔すぎる3【逆ハー】

『今銃兎変なこと考えてたでしょ』　銃兎「なっ、うるせえしょっぴくぞ！！」　『いやもう逮捕されてる』　銃兎「っ、もうお前黙れ」　『銃兎ほんと可愛いね』 ページ36

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もうあれから１時間くらい経ったかな。

隣で寝ている帝統はすっかり寝息と立てていて気持ち良さそうに寝ている。



対する私は例のごとく眠れない。


やっぱ楽しかった日は眠くならなくなっちゃうんだよなあ。



さっきまで襲いかかってきていた眠気を恨みながら私は乱数の方へ顔を向けた。




乱数「....眠れない？」


『乱数起きてたんだ、』



私が顔を向けた気配に気が付いたのか、さっきまで目を閉じてた乱数が目を開ける。

私が小さく頷けばふっと笑みを溢しながら「前からAはそうだよね」と言う乱数。



乱数「でもAが眠れなくなるくらい今日は楽しかった？」


『うん、すっごく楽しかった』


乱数「僕もー！」



乱数の方に身体を向け、小声で話す。

どちらからともなく笑みを溢せば、不意に乱数の手が私の頬に触れた。


私を見つめるその瞳はいつもと少し違う。




乱数「A、好き」



『ふふ、私も』



今まで何十回言われたか分からないその言葉に、頬を緩ませながら私も返す。




―――けど、



いつもだったらそのままそれで終わるはずなのに、それでも乱数の表情は少し浮かない。


さっきから抱いている違和感が何なのか分かっていない私を余所に乱数は言葉を落とした。




乱数「でも多分、Aの好きと僕の好きは違うと思う」





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理鶯「手錠しているとまるで獲物だな」　『理鶯に美味しく頂かれちゃう...？』　理鶯「っ、いいのか？」　『うん、理鶯にならい』　左馬刻「誰かこいつを止めろ」→←左馬刻「はっ、お前今手使えないんだろ？」　『左馬刻のすることは大体想像つくよ』　左馬刻「なら大人しく俺に身体預けとけって」　『うん』　銃兎「飯食わせるのにもっと他の言い方あっただろうが...」

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