『「さ」わんじゃねぇ「ま」じでぶん殴るぞ、「と」どめさしてやっから、「き」やがれ』 左馬刻「ふは、俺様の真似か?」 『...これは自信作褒めて』 左馬刻「おう良い子だな」 『えへへ』 ページ32
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助手席に座らされしばらく沈黙が続く。
私は何を話したらいいのか分からず銃兎の方へ顔を向けた。
銃兎「まずは何でそんな格好をしているか聞いても?」
『....』
私はこれを答えるべきなのか迷い、結局は黙ってしまう。
今まで迷惑をかけないようにしてきた私はこういうときどうすればいいのか分からない。
そんな私の様子を銃兎は黙って観察している。
....これじゃあ尋問だよね。
銃兎「じゃあ、言えない理由を教えてください」
『....言っていいのか分からない』
銃兎「なぜ?」
『....心配かけたくないし』
銃兎は私が答えやすい質問からしていってくれた。
自分の思っていることをこんな風に誰かに聞いてもらうのはあまりなかったから声が小さくなってしまう。
けど一つずつしっかりと銃兎は私が溢す言葉を拾い上げてくれた。
銃兎「あのまま貴女が襲われていたらもっと心配かけたはずです」
『...そうだね』
銃兎「迷ったら全て話してしまうのが得策ですよ....俺にだけでも」
そう言って銃兎は私の頭をポンポンと優しく撫でた。
『「じゅ」−しーな「う」さぎさん、「と」どめをさしてあげる』 銃兎「....何を物騒なことを言っているんですか」 『これ理鶯の気持ちだと思う、』 銃兎「うっ...」→←『「さ」ぶろうは、「ぶ」く「ろ」最強の「う」ちの弟です』 三郎「姉さんっ...僕嬉しくて泣きそうです!」 『姉さんは難しくて泣きそう』
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琥珀(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しいです!本作はシリーズがかなり続いておりますので、是非気軽に自分のペースでお読みくださいね。 (2021年5月5日 16時) (レス) id: 2e5c416c18 (このIDを非表示/違反報告)
みん - さいっこう!!! (2021年5月5日 15時) (レス) id: 401406e7ba (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» コメントありがとうございます!シリアスが終わればまた色んなキャラとわちゃわちゃさせるつもりなので楽しみにしていてくださいね。リクエストもお待ちしているのでお気軽にどうぞ! (2019年7月10日 22時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 夢主ちゃんがもっと幸せになってくれるといいな (2019年7月10日 17時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しい限りです! (2019年7月5日 5時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月1日 22時