『寂雷は短冊に何書いた?』 寂雷「可愛らしい君がいつまでも元気でいれるようにお願いしといたよ」 『...何だかんだ一番寂雷があざといよ』 寂雷「そうかい?」 ページ26
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背中の痛みに思わず顔を歪めるも絶対に離してくれるはずもなく。
むしろ彼女たちの行為はエスカレートしていく。
「ねえどんな手使って一郎さんと二郎くんをたぶらかしてんだよこの阿婆擦れ」
頬を思い切り叩かれながら女の子達の中心人物であろうその子は言った。
....意味わかんない。
『.....うざ』
何で私にいちいちそんなことを言われなきゃいけないのか分からず私はそう呟く。
案の定その言葉は彼女たちに聞かれていて。
どうやらそれが原因で火をつけてしまった様だった。
「ほら、どんな身体でいつも誘ってんのか見せてみろよ」
「っは、まじキモイ」
そう言って二人に腕を押さえつけらればYシャツを一気に引っ張る。
左右に引っ張られたせいで私のボタンはぶちっと取れてしまった。
コロコロと何個も転がって行くボタンを拾ってくれる人なんてここにはいない。
....キモイのはどっちなんだか。
「余裕ぶってんのも今のうちだから」
抵抗も何もしない私を心底不快に思っているのか、彼女たちはカッターを取り出し私に近づけた。
『左馬刻も短冊書くんだね』 左馬刻「っ、これはあれだ。煙草の包み紙だ」 『でも"理鶯の飯の見た目がもっと良くなれ"って書いてあるよ』 左馬刻「....ちっ」→←幻太郎「そう言えばなぜ小生の同じ本を三冊も持っているんです?」 『えっとね、読書用と保管用と観賞用で買ってある』 乱数「そういうとこ絶対一郎に似たよね....」
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琥珀(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しいです!本作はシリーズがかなり続いておりますので、是非気軽に自分のペースでお読みくださいね。 (2021年5月5日 16時) (レス) id: 2e5c416c18 (このIDを非表示/違反報告)
みん - さいっこう!!! (2021年5月5日 15時) (レス) id: 401406e7ba (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» コメントありがとうございます!シリアスが終わればまた色んなキャラとわちゃわちゃさせるつもりなので楽しみにしていてくださいね。リクエストもお待ちしているのでお気軽にどうぞ! (2019年7月10日 22時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 夢主ちゃんがもっと幸せになってくれるといいな (2019年7月10日 17時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しい限りです! (2019年7月5日 5時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月1日 22時